カレー番長への道 ~望郷編~ 第384回「コロンビア8」

東京駅に隣接する八重洲地下街
カレー人気店が集まった「TOKYO CURRY QUARTET」
2022年2月2日からオープンしている。
1年越しで行ってみた。

 

円形のエントランスを囲むように4つの店舗が待ち構えていた。

 


北海道から進出したスープカレーの店「奥芝商店」。


カツカレーが有名な老舗の洋食店「銀座スイス」。


本格インドカレー店「シターラ ダイナー」。


そして大阪を代表する人気スパイスカレー店の一つ「コロンビア8」だ。

今回はこの「コロンビア8」でカレー修行してみる。
店内は外から地続きで、カウンターとテーブル席がある。
俺様はカウンターに着席。

メニューは基本キーマカレー「ヌードルライス」の2種類。
応用編として「キーマカレー」を辛口にした「花火」「花火DX」、
「ヌードルライス」を辛口にした「フードルレッド」というのもあるらしい。
トッピングは「ゆで卵」と「生卵」のみ。
応用編は初来店の人には注文できないらしい。
初めてでヌードルに行くのはどうかと思うので「キーマカレー」一択だろう。
俺様は「キーマカレー」に「ゆで卵」をトッピングし、ライスを大盛りにした。
なお「キーマカレー」に「生卵」をつけようとすると、
「ルーがシャバシャバなので生卵はオススメできません」とアドバイスされるぞ。
やがてカレーがやってくる。


おお~。
興味をそそるビジュアルだ。
中央にターメリックライスの島。
島の上には玉ねぎのピクルスと獅子唐の素揚げが一本。
そのまわりにシャバシャバのキーマカレーの海。
これまでドライタイプのキーマカレーと、
ペースト状のキーマカレーを食べた事はあるけど、
シャバシャバ系のキーマは初めて。
キーマとはひき肉の事でひき肉を使っていれば
シャバシャバでもキーマカレーで間違い無いわけだけど。
そして全体に砕かれたスパイス系の何かがまぶされている。
四方に追加したゆで卵。
そしてグレープフルーツジュース。これはサービスでついてくるやつ。
店員さんから食べ方の指示がある。
「まず右手にスプーン、左手に獅子唐を持って下さい」
「獅子唐は辛くありません。」
「獅子唐を少しずつかじりながらライスとカレーを合わせて食べて下さい。」
「後半はグレープフルーツジュースを飲みながら食べると味変になります。」
郷に入っては郷に従えだ。
その通りに食べ進めるぜ。
口の中にカレーを流し込んだ瞬間にダシを感じる優しめなスープ。
ライスを混ぜるとリゾットのような食感。
いや、“カレー茶漬け”と呼ぶのが適切かも知れない。
好き。これ好き。
後半にグレープフルーツジュースを飲むと全てがリセットされたような感覚。
なるほどー、これは発明だなぁ~。
色々とルールがあるけど、
そのルールもよりお客さんに美味しく食べて欲しいというこだわり。
良いと思います。

次に近くへ来たときもこの店で食べたいけど、
他の3店舗も1度はチェックしておかないといけないな。
また近いうちに来る!