バカ映画大研究(54)「トラック野郎 爆走一番星」


トラック野郎 爆走一番星
ジャンル:コメディ
上映時間:96分
1975年東映
監督:鈴木則文
出演:菅原文太
1975年12月27日公開

「トラック野郎」シリーズの2作目。

女子校の修学旅行バスにトラックからスピーカーで話しかける桃次郎とジョナサン。
バスと並走しながら女子高生達と一緒に細川たかしの「心のこり」を歌うという
意味がよくわからないオープニングからスタートw
(ちなみに引率の先生は研ナオコ)

 

トルコ風呂(ソープランド)で風俗嬢達と食卓を囲んで
「(俺は)見合いするんだよ。
俺は処女とやったこと無いんだよ、それが俺の夢なんだよ。」
最低な男ぶりを見せる桃次郎w
そんな桃次郎はドライブイン「おふくろ」でバイトをしている女子大生、
高見沢瑛子(あべ静江)に一目惚れ。
太宰治が好きだという彼女の前で急に学生服を着て太宰作品を読む桃次郎w
「ああ、太宰は面白いなぁ」じゃねーわ。(^_^;

 

ボルサリーノ2というトラック野郎(田中邦衛)に付け狙われるジョナサン。
彼は元警察官のジョナサンに恨みを持っていた。
田中邦衛がスマートでとてもスタイリッシュだw
「おふくろ」で乱闘になるボルサリーノ2と桃次郎。
そしてトラック対決へ。

 

後日、一番星号を発見した警官の赤塚。
実は彼はバキュームカーの運転手、千秋に惚れており、
千秋と桃次郎の仲を誤解していた事で、酒を飲んで桃次郎を不当逮捕しようとする。
「僕は千秋が好きなんだー!」と泣きわめく赤塚。それを物陰で聞いていた千秋。
そして赤塚は警察を懲戒免職。
トボトボと警察署を出てくる赤塚を迎えに来る桃次郎。
桃次郎に連れられて「おふくろ」へと辿り着くと、
そこには花嫁姿の千秋が赤塚を待っていた。
急過ぎる(^_^;

 

桃次郎はプロポーズの練習をジョナサンの妻としつつ、
瑛子を待ち伏せるが、告白する前にフラれる(^^;

 

最後は父親を待つ貧乏な姉弟のもとへ父親を運んで暴走。
パトカーに追われながらも、ボルサリーノ2の助けを得て無事到着。
最後はいい話っぽく終わるけど、
エピソードがバラバラでトリトメが無い。
男の旅は一人旅~♪

 

バキュームカー助手役に若き日のラビット関根や、
ダッチワイフを抱えて走る「トルコの帝王」役の山城新伍なども出演している。
同時上映は「けんか空手 極真無頼拳」。

 

 

警戒レベル:
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