今回は京都の「京鴨一羽買いと京のおばんざい 市場小路」でチョイ呑みだ。
鴨好きな俺様は、店名の“京鴨一羽買い”という言葉が気になってこの店を目指した。
そこは京都駅直結の伊勢丹内にあるという事なので、
立地の便も良いと考えていたのだが、
そもそも伊勢丹へはどこから入るのかがわからない。
30分ぐらい京都駅周辺をウロウロと迷ってやっと伊勢丹内へ。
エレベーターで9階へ。
フロア内は閑散としていてレストランはここしかない。
あとは謎の個人経営美容室みたいなのがひっそりと運営している。
本当は予約して来た方が良かったのだろうが、
道に迷う事も想定していた俺様エライ!
店頭で整理券が発行出来るので、予約無し客はここで整理券を取って待つ。
整理券は俺様が一番手だったが、20分ほど待つ事になった。
(予約客優先だからだと思う)
だが上手く窓側の席を指定できたぜ!
京都タワーの夜景を見ながら乾杯。
ロマンチック過ぎて女の子はメロメロさ。
もちろん俺様は一人で来てるけどな!(T_T)
それにしてもビールの種類もなかなか多い。
俺様が選択したのはキリンの「極冷え一番搾り」。
一日、灼熱地獄の中を過ごしたから、冷えたコイツが染み渡る!
1品目は「京三昧 おばんざい盛り合わせ」。
おばんざいとは、「京都の一般的な家庭で作られる日常的な惣菜」のこと。
「おばんざい」をツマミで呑めるというのも京都ならではだが、
京都で「おばんざい」を食べられる店を探すのもそんなに楽ではない。
盛り合わせで試せるのは非常にありがたい。
鶏肉の煮物は凄い美味しかったけど、
京鴨ロースの柚子胡椒焼きはパサパサしてたなぁ。
串に刺さっているのは餅。
押し寿司、煮凝り、赤いのはこんにゃく。
「脂分の少ない健康な酒アテDX」って感じ。
万願寺とうがらしの上に乗ってるのは氷ではなく、
ダシを凍らせたものらしい。へぇ~。
ビールもいいけど、やっぱりこういう料理には日本酒を合わせたい。
こちらは「月桂冠飲み比べセット」。
メジャーブランドのハイスペック酒。
こちらも京都ならではの地酒だねぇ。
2品目のツマミは「低温調理で仕上げた京鴨3種」。
ロースだけで京鴨を判断したくなかったから。
砂肝、ハート、ささみを70℃の低温の油で約2時間煮込んだものらしい。
あー、3種とも美味い珍味だ。
お酒のツマミのための料理って感じ。
京鴨一羽買いの面目躍如だぜ。
ちなみにこの店の名物で「京鴨のすき焼き」というのがあったが、
2人前以上じゃないと頼めないのであった、ガックシorz
3品目のツマミは「京丹波高原豚の西京味噌とろとろ白い角煮」。
豚と西京味噌めっちゃ合う!
うまぁーーーーーっ!!
日本酒を飲み終わったので、
京都吉祥院の蒸留所で作られたドライジン「季り美」。
最初にロックでカァーッを味わってから、少しずつ炭酸で割っていく。
飲み進めるほどに飲みやすくなるっていう。
にしても、角煮食べ終わった後も、
残った味噌舐めてるだけでアテになるわw
シメは柚子シロップとライチリキュールを
パインジュースで割ったオリジナルカクテル「NISHIKI」。
京都タワーに乾杯。
完全にデザート酒だな。
いいエンディング。
このあとはホテルに帰って部屋呑みしようと思う。
ツマミにちょうどいいと思って「551蓬莱」の列に並んでいたら、
2組先で全商品が売り切れになった(T_T)
肩を落としてホテルに戻ったら、出汁茶漬けの無料サービスがあった!
九死に一生を得たぜ!