今日のチョイ呑み(252)「天勝 本店/そば居酒屋 徳市」


香川県高松にやってきた。
香川県とは自ら「うどん県」を名乗るほど「うどん」が有名なわけだが、
お酒のツマミは一体どんなものがあるのか?

 


俺様はこちら「天勝 本店」を呑みの場に選択した。
このお店、なんと1866年創業の老舗海鮮料理屋だそうだ。


店内に入ると、中央に大きな生け簀!
それを囲むようにして席が設けられている。

 


まずは生ビールで乾杯。
お通しは煮凝りみたいなやつ?

 


こちらは「讃岐でんぷくのユッケ」
でんぷくとは漁猟海域が限定されているナシフグの事。
幻の隠れフグと呼ばれているらしい。
美味いは美味いけど、ユッケにしちゃってるからか、
フグらしさを感じる事は出来なかった。

 


お次は「オリーブハマチの薄切り」
もろみポン酢とレモン塩それぞれの食べ方で試してみる。
想像通りサッパリとしたお刺身。

 


お次は「四国産骨付き鶏のスパイシー」
このあたりは骨付き鶏も名物らしい。
確か丸亀市が発祥じゃなかったっけ?
こちらは俺様の知ってる丸亀の骨付き鶏とは違った。
丸亀の骨付き鶏は香ばしい脂が特徴なんだけど、
これは濃いめのタレが特徴で、丸亀のそれとは違う料理に感じる。
まあ、美味いけど。

 


こちらは「べぇすけ天麩羅」
べぇすけとは穴子の事だ。
べぇすけが丸々一本使われている。
野菜の天麩羅も一緒についてくる。
まあ美味いけど、広島で穴子食べたときのインパクトに欠けるなあ。
(この日、穴子の刺身も頼もうとしたが、品切れだった・・)

このままこの店で飲み続けても良かったのだが、
この店は日本酒が瓶ごとしか頼めず、日本酒で進めづらい店だった。


この四合瓶一本を飲み干したら別の店へ向かう。

 


途中、ジブリ飯を出す居酒屋を発見!
めちゃめちゃ気になったが、
地方遠征時はご当地のものを食べるルールなので泣く泣く却下。
その後、骨付き鶏専門店に向かったのだが、激混み。

 


ダメ元でこちらの店に入れるか聞いたらOKの返事。
「そば居酒屋 徳市」さん。
うどん県に蕎麦のイメージは無いが、背に腹は変えられまい。

 


「地酒飲み比べセット」を注文。
これこれ。こういう飲み方がしたかったんよ。
「川鶴 讃美 無濾過純米」「綾菊 国重 純米吟醸しぼりたて無濾過生原酒」「悦凱陣」
少し前に築地で飲んだ幻の酒「悦凱陣」があるとは!
早めの再会だったなw

 


こちらは「長芋の醤油漬け」
しょっぱくて日本酒のアテにいいね!

 


お次は「そば前三種盛り」
三種いいつつ三種以上あるというサプライズ。
アテはこういうのがいいんだよ。

 


お次は「塩鴨焼き」
これ土佐の地鴨らしい。
さすがに美味い!
上質の脂がたまらんち会長。
鴨って輸入モノが多いイメージだけど、
立ち食い蕎麦などで食べる鴨肉とはまるで別モノ。

 


お次は「生湯葉刺身」
こういうのは蕎麦屋が美味いよねえ、やっぱり。

 


シメは「もりそば」でキメッ。
言葉はいらない、うまうま。

 

二軒目だから軽い気持ちで入った店だったけど、
古民家風の個室に案内されて、リッチな気分で時間を過ごせたよ。

高松らしいツマミだったのかは
よくわからんけども(^◇^;)