うどん番長への道(12)「高松うどん比べ」

香川県に来たら何より
讃岐うどんがどれだけ美味いか確かめたい」
というのが多くの人の一致する感情だろう。
今回の旅で3店舗まで確認する事が出来たのでご紹介しよう。

 

1店舗目「饂飩家 五右衛門」


この店は夜のみの営業で、深夜1時半までやってるお店。
カレーうどんがイチオシっぽいのだが、
いきなりカレーうどんだと食べ比べがぶれるので、
「温玉ぶっかけうどん「えび天」を追加で頂いた。


ぶっかけうどん」は少量の濃いつゆを麺にかけたもの。
この食べ方は麺を味わうのに適しているらしい。


こんな感じに混ぜてみた。
純粋に小麦の味が濃くて美味い。
讃岐うどんと言うと麺のコシが強いイメージだったけど、
コシはそれほど主張してこない。歯応えはある。
美味しんぼ」で言ってた"天使のほっぺ"ってこれの事か!

 

2店舗目「うどん あさひ」


駅からかなり離れているこの店。
10時ぐらいに訪れたら並ばず利用できた。
穴場かも知れない。
前の店では「ぶっかけ」にしたので、
今度は「かけうどん」にしてみる。


ここはセルフスタイルのお店。
麺だけ貰ったら、天ぷらや薬味などは自分でのせる。
俺様のかけうどんがコチラ。


おあげだけ有料。
ワカメ乗せ放題なのテンション上がるね!


麺も高クオリティだが、ダシの効いたスープが美味いっ!
店内は給食センターみたいな感じだけど、さすが本番讃岐だなあ。

 

3店舗目「こだわり麺や 高松店」


最後の3店舗目はコチラ。
他に目当ての店があったのだが、そこは2時間越えの長蛇の列。
そこで並んで食べたら夜ごはんが食べられなくなってしまうので、
他の店をあたることにしたのだが、
13時過ぎるとほとんどのうどん屋は閉店となっていた。
そんな中で夜まで通し営業をしていたのがコチラだ。


この店もセルフ。
俺様は釜玉うどん」にして、玉子とイイダコの天ぷらを追加した。


釜玉は茹でたて麺に生玉子を混ぜて、
ダシ醤油をかけていただく。
いわゆるうどん版の卵かけご飯だ。


この店は何より天ぷらが美味かった!
特にイイダコ!


これ最初から知ってたら、もっと天ぷら追加したなあ。

 

 

さて、今回3店舗まわってみたわけだが、
噂によく聞く
「本場の讃岐うどんは東京で食べるうどんとは全然違うぞ!」
という感じでは無かったなあ。
美味いけど、これぐらい美味いうどんは東京にもある感じ。
絶対的な違いは感じなかった。
とは言え、たくさんあるうどん屋のわずか3店舗しか味わってないので、
たまたま確信的な店に巡り合わなかっただけかも知れんがね。
機会があればこんどは行列店を試してみたい。
(現地の人は行列には並ばないという矛盾も感じつつ)