うどん番長への道(10)「駕篭休み」

今日は大宮にある「駕籠休み」でうどん修行だ。


ここは前回12時過ぎに訪れて、
「うどんが終わっちゃいました」との事で食べられなかった店。
そこで今回はオープン前に並ぶ事にした。10時開店で9時55分に到着。
外には10人ほどの行列。
だが、第一陣はすでに店内へ案内されており、この時点で2ループ目確定。
30分後に店内へ。

 


店内の壁には鰻重680円、特撰黒毛和牛丼580円、カルビ丼390円・・
といった刺激的な張り紙を見る事が出来る。
これらは全て限定メニューで、ほとんどが入店1ループ目で売り切れるらしい。
これらを目当てに早朝から並んでいる人達もいるとか。
当然、俺様はこれらが頼めるわけもなく、通常のうどんを注文する。

肉汁うどん、きのこ汁うどん、かき揚げうどん、なす汁うどん、
月替りうどん、ゴーメン・・
といったものがうどんのグランドメニュー。天ぷらは単品で追加が可能。
それぞれ小盛、並盛、大盛、特盛と量によって値段が変わる。
俺様は「肉汁うどん」特盛を選択。単品で「舞茸天ぷら」を追加した。
この店は番号が呼ばれたら自分で取りに行く。
やがてうどんが出来上がり呼ばれた。


うおお~。特盛はゴッツイ量だぜ・・。
特盛は800gあるらしい。
これで1180円なんだからサービスが良い店だ。
(天ぷら単品は130円)
北海道産岩見沢江別地粉を使用。
水は埼玉県内の湧き水を使う分だけ汲みに行っているらしい。
張り紙には「日本に唯一軒の地粉専門うどん」と書かれている。
ここで言う“地粉”というのは国産の小麦粉の事を言っているのかな?
国産小麦粉だけでうどん作ってるのはココだけってこと?ホント!?

 


麺は手打ちなので太さにバラつきがある。
一本だけ極太のがあったりして。これぞ手打ちの魅力。

 


つけ汁は豚肉、長ネギが入った昆布出汁(?)の正統派。
これは武蔵野うどんなのかな?
武蔵野うどんならば豚肉と一緒に麺をすすり込むのが正しい食べ方。
思った通り豚肉が美味い。
たけど特盛を頼んじゃうと豚肉が圧倒的に足りない。
後半は追加した天ぷらを具にして進める。
ここのうどんは一般的な武蔵野うどんと比べると麺は柔らかめ。
(武蔵野うどんは顎が疲れるほどのコシが特徴)
そういう意味では食べやすい。
なんとか完食。
余談だがこの店はうどん屋の前は八百屋だったらしく、
店頭で野菜も売っているw

 

パンパンに膨らんだお腹をさすりながら、
このあと温泉施設「湯けむり横丁」へ。


同じ大宮でも「駕篭休み」とは反対側にあって徒歩で行くのは困難だが、
大宮駅前から無料送迎バスが出ているので、
ちゃんと時間を合わせれば利用しやすい施設だ。
露天風呂でゆったりと時間を過ごし、施設内の食事処ヘ。


すっかりほぐれた体に生ビールで活を入れるのを忘れずに。


しかし内装凝ってるな~。
昭和の旅館で過ごしていると錯覚してしまうぜ。