今日のチョイ呑み(220)「元祖美唄やきとり 福よし」

今日は札幌にある「元祖美唄やきとり 福よし」でチョイ呑みだ。


北海道で焼き鳥の代表格が「美唄やきとり」か「室蘭やきとり」らしい。
「室蘭やきとり」は登別で食べたから、今度は「美唄やきとり」だ。
この「元祖美唄やきとり 福よし」は創業80年以上の老舗とのこと。
札幌では3店舗あり、俺様が入ったのは“札幌中央店”である。

 


まずは生ビールを呑みながらメニューを吟味。
ここの生ビールはスーパードライ
お通しは鳥モツ。

 


まずは看板メニューの「元祖美唄のせい」
“せい”とは正肉の事かな?
肉と肉の間に小さい玉ねぎが挟まっているのは室蘭やきとりと同じだ。
しっかりした肉感。

 


続いては「ひな皮」「ぼんぼち」「牛シマチョウ」の3本。
まず「ひな皮」だが、これは良い皮!
ちゃんと肉感がある。
ゼラチン質ばっかりで胃もたれする皮を出す店も少なくないが、
ここのは肉食ってる感じがするんだよ。
そして「ぼんぼち」だが、東京で言う「ぼんじり」の事らしい。
噛むほどに脂が染み出す。
最後に「牛シマチョウ」。
人に焼いてもらったシマチョウは美味い!w
焼肉屋で自分で焼くと生焼けだったり、焼きすぎてコゲ味が出たりするのだが、
さすがプロ。焼き方完璧。

 


お次は美唄本店の海賊焼き」来たぜ。
柚子胡椒を添えて食べる。
コリコリとした歯応えで食べ応えあり!


どこの部位だろう?
海賊はそんな事気にしない。

そうそう、ビールのあとは日本酒に移行している。
最初に飲んだのは「北の勝(きたのかつ) 大海」だ。
ガツン系。脂の強い鶏に合う!

 


次は「アスパラバター炒め」
アツアツのうちに食べたら、うめぇーーーっ!
香ばしいーーっ!!
バターも美味いわコリャ!!
筋張ったところが一切ない。

 


2杯目の日本酒は「福司(ふくつかさ)特別純米酒
北の勝とは真逆の透明系。飲みやすい。
お店のお姉さんが「もう残り少ないんで全部飲んじゃってくださーい」
酒瓶を置いていってくれた。嬉しいねぇ~。

 


最後のシメは名物の「もつそば」
温かい蕎麦の中に串に刺したままのモツ焼き鳥が2本入っている。
これお客さんが残った焼き鳥をシメの蕎麦に入れたのが始まりだったとか。


めちゃめちゃスープの塩分強い!
でも飲んじゃう!
ヤバイ、寿命縮まりそうw


で、モツ焼き鳥だが、これが不思議と蕎麦のトッピングとして合う。
お酒のお供にもなっている。
これはいいなぁ。
クセになりそう。

 

この店、大衆酒場といった感じで入りやすいし、
焼き鳥もちゃんと美味い。
また寄りたくなる店だった。
そりゃあ地元民に定着するわ。