今回は沼津駅前にある「男前酒場 雄」でチョイ呑みする予定なのだが、
予約した時間までまだあるので、沼津漁港を冷やかす事にしたぜ。
まずは複合観光施設「港八十三番地」へ。
ここは2011年に出来た施設で、
海鮮の食事処やバーガー店、カフェ、和菓子店などが並ぶ中で、
水族館、VRアトラクション、ライド型シューティングアトラクションといった
子供が楽しめる施設もある。
そんな中で俺様は「沼津港深海水族館」へ入る事にした。
「深海水族館」という名前から想像する魚はあんまり居なかったけど、
お手軽に回れる良い水族館だったぜ。
同じ施設内に「究極の生ジュース」なる大風呂敷を広げた店を発見。
なんでも沼津市で栽培したみかんを100%使用したジュースなんだとか。
飲んでみたら確かにみかんそのもので、全然酸っぱくない。
究極かどうかはともかく、かなり美味いぜ。
沼津港に寄ったら飲んでおいて損は無い。
「港八十三番地」の周囲にも昔からあるお店が軒を並べており、
そこそこ時間が潰せる。
タチウオの干物すげー・・とかいって。
さてそろそろ予約時間が近づいてきたので沼津駅方面へ徒歩で戻る。
ところで沼津はアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地らしく、
歩いていると頻繁にキャラクター絵に遭遇する。
そうこうしているうちに「男前酒場 雄」へ到着。
階段を登って2階が店舗だ。
靴を下駄箱に入れて店内へ。
俺様は1人なのでカウンターに案内される。
実はここへ来る前にビールをノドに通してしまったので、最初から日本酒だ。
静岡のお酒「磯自慢」。お通しは「がつ和え」。
豚の胃袋をごま油で味付けしたもの。悪くない。
1品目は「トロたく巻き」なのだが、なんと「シャリ無し」。
その手があったか!と膝を打つ逸品。
ツマミとして特化した巻き寿司ってわけだ。
2品目は「極み納豆」というツマミ。
納豆に天かす、肉味噌、ねぎ、卵黄が加えられている。
これらをよーく混ぜて海苔に乗せてパクリ。
これもツマミ特化型の創作納豆だねえ。
天かすのサクサク感が新しい。
肉味噌は納豆に負けてるかもなあ。
3品目は「炙りしめ鯖」。
凄い脂のってる~。
うまぁーーーっ!
肉の脂身を炙って食べてるみたい。
4品目は「自家製だし巻き卵」。
提供時に「こちら賞味期限15分となっております」と言われる。
熱いうちに食べるべしって事か。
木のナイフで一口サイズに切ってハフハフ言いながら食べる。
かなりプレーン。
醤油ちょっとつけた方がいいかも。
日本酒は「磯自慢」のあと「白隠正宗」「臥龍梅」と飲んだけど、
静岡のお酒はどれも淡麗辛口なのかなー。
今日頼んだ料理とはイマイチ相性良くなかったかも。
最後は「フライドポテト」と静岡茶割りでフィニッシュ。
このポテトちょっと揚げ過ぎかな。芋の甘味が抜けちゃってる。
この店「創作料理と地酒のおいしい店」という売り文句だった。
確かに創作ツマミは面白かったけど、
地酒は3種類しかないし、売りにするほどでは無かった気がする。
あと鮮魚盛りも2名様分からしか頼めないのは1人客に優しくないなあと思った。
カウンターのすぐ前に店員さんがだいたいいるので、
注文がすぐ通るのは快適だったな。