中学の頃、修学旅行で京都と奈良に来ているのだが、街の記憶はほとんど無い。
学生時代なんてそんなもんで、
観光スポットよりも友達や好きな女子と終日一緒にいれる事に意識が支配されがちだ。
という事で、初めての奈良訪問という面持ちで近鉄奈良駅に到着。
観光スポットを巡るわけだが、直射日光厳しい真夏日。
徒歩で巡ると死んじゃう可能性が高い。
幸い、近鉄奈良駅の近くでレンタル自転車のサービスをしている施設があり、
安価で電動自転車を借りる事が出来た。
奈良は坂が多いので電動でないとそれはそれで大変である。
まずやってきたのは、
ショッピングモール「ミ・ナーラ」の4階にある「NARA KINGYO MUSEUM」。
奈良県は日本三大金魚産地の一つらしい。
想像の通り、金魚のみが展示されているアクアリウムなのだが、
どうやらここは金魚が主役のようで金魚が主役ではないようだ。
金魚を題材としたアート空間の創造と展示。
それがこの施設の正体だったのだ。
これらの空間を生み出すために様々なアーティストがセンスを競い合っている。
幻想的なこの空間にいるだけでも癒されたぜぇ~。
続いて同じフロアにある「NARA IKIMONO MUSEUM」へ。
ここのコンセプトは「ふれる・感じる・体験する」という事で、
爬虫類を中心に子供達が積極的に触っていく様子が見受けられた。
そんな俺様も蛇を首に巻いた。
蛇って意外と暖かいんだなあ。
こいつのツノかっこいいなあ。
なかなか展示されている生き物も多くて見応えあったな。
さて、お次は奈良と言えば世界中で有名なのが
「奈良公園」の鹿である。
ちなみに奈良公園の鹿は奈良市が飼育しているのではない。
国の天然記念物に指定されている野生動物だ。
公園に近づくと鹿の数がすごく増えていく。
そして観光客が唯一与えられる食べ物が鹿せんべい。
公園の各所で一束200円で売っている。
ひとたび鹿せんべいを購入すると、鹿もそれをわかっていて、
積極的におねだりしてくるぜ。
鹿さんも夏は暑いんだなw
鹿とともに奈良で有名なのは大仏だろう。
俺様は大仏殿のある東大寺へ向かった。
東大寺付近にも鹿さんはたくさんいる。
こちらが大仏殿。
そして大仏様こと東大寺盧舎那仏像。
大仏殿には、この仏像以外にも大きな仏像が数体祀られている。
この大きさになると仏像がこちらを見下ろしているような感じが出て
カッコいいよなあ。
それにしても奈良はさすが日本有数の観光地だけあって、
写真映えするスポットが多い。
京都のように観光スポットが街中に点在しているわけではないが、満足度は高いぜ。