88ゲーム回想録(54)「カラクリ忍法」


ラクリ忍法
発売元:エニックス
発売時期:1984年8月
定価:3600円
対応機種::PC-8801

 


作者は当時高校生の中沢毅さん

 


ゲームが始まると、赤い忍者が雲に乗った仙人みたいなのに連れていかれる。
緑忍者が救出に向かう。これがプレイヤー。




屋敷を輪切りにして真横から見た舞台。1画面固定。
斜め階段に格子扉が配置されている。
扉の上で2か8キーを押すとその中に入り、別の扉から出てくる。
つまり2枚で1組のワープ扉になっている。
この繋がりを理解して、画面左下の扉から出ると次のステージへ移動できる。
ただし敵忍者が屋敷内にはウロウロしている。
Xキーで発射する手裏剣、SHIFTキーで設置するマキビシ、
X+SHIFTキーで使う煙幕などを利用して敵忍者の追跡を退けて進む。
敵忍者の動きは素早く、ゆっくりと攻略ルートを考えている時間は無い。
的確に素早く行動する事が重要だが、位置がズレて扉に入れなかったり、
斜め操作に失敗して階段を登り損ねたりする。

 


ステージ2になると攻撃が通用しない幽霊なども登場。
どんどん難しくなる。
このゲームも「昔のゲームは難易度高くしがち」の例に漏れない一本。