ニンジャコンバット
(アルファ電子(ADK))
1990.7.24発売/18000円/格闘アクション
悪の忍者集団を滅ぼすべく、戦いの火蓋は切られた。
アルファ電子のネオジオ第2弾。
以後、アルファ電子のゲームにはたびたび忍者が登場し、
アルファ電子=忍者ゲーというイメージがついていく。
アメコミ風味のニンジャ(ジョーとハヤブサ)が主人公の
ベルトスクロールアクションゲーム。
8方向移動と、攻撃、ジャンプ、特殊攻撃の3ボタンを使って進む。
また攻撃ボタンを押しっぱなしにしてから離すと、
体力を1メモリ消費して必殺技を使う。
ステージを進んでいくと仲間が増えていき、そのキャラでゲームを進める事が出来る。
格闘アクションとしては普通のデキだが、
その世界観とデザインセンスには大いにひかれるものがある。
ハデな忍者衣裳を着た敵を見ていると
“悪の忍者”というより“変態コスプレ集団”といった感じ。
5頭身ぐらいのキャラクターは
リアルとディフェルメの織り混ざった微妙な路線で
この胡散臭さがツボにはまる。
わざとやってるとしたら天才だ。
またカメラ目線で展開するビジュアルシーンも必見!
画面奥から迫ってくる電車を体で止めるヤツがいたりとか、
演出もB級テイストでGOOD。
これはゲームというより遊ばせるエンターテイメントショーだ。
難易度が破綻していても気にすんな!(爆)
余談であるが、ジョーもムサシも背中に刀を装着しているが、
ゲーム中、一度も鞘から抜く事がない。
たぶん“侘び寂び”だと思う。 (ウソ)