蕨のあたりを散策していたとき、
偶然見つけたのがコチラ「蕨市立歴史民俗資料館 分館」。
入館無料という事でフラッと入ってみる事にした。
ここは明治時代に織物の買継商をしていた家で、
それを市が資料館として利用しているようだ。
木造平屋の建物は、少しずつ増築されているようで、
最も古い中山道に面した店の部分は明治20年に作られたままとのこと。
ちなみにこの土地は「蕨宿」と呼ばれる場所。
江戸時代は東京方面へ向かう荒川に橋がかかっておらず、
増水時などに渡船の再開を待つための宿場として発展していたらしい。
さて、建物の中へと入っていこう。
3月が近づいているからなのか、それとも年中展示されているのかは知らないが、
建物内には雛人形がたくさん飾られていた。
建物内には俺様一人。
静粛の中の日本家屋で雛人形をそっと眺める。
風情があるね~。
店舗があった側では当時の織り機も展示されている。
明治時代の電話ボックスも!
タイムスリップ感半端無い。
それにしても日本家屋って心が落ち着くよなぁ~。
庭園も散策できる。
普通の家だからそんなには広くないけどね。
ここはなかなか良いスポットかも知れない。
何より他に人がいない異次元感はたまらん。
分館て事はどこかに本館があるのだろうか?
調べて今度行ってみようかな。