風雲黙示録 -格闘創世-
(SNK)
1995.5.26発売/29800円/格闘
風雲急を告げる近未来格闘!!次代の覇者は、誰だ?!
「餓狼伝説」「龍虎の拳」「サムライスピリッツ」
「ザ・キング・オブ・ファイターズ」・・
と新作格闘ゲームを出すたびに格闘ゲームの遊びの幅を広げ、
確実にヒットさせてきたSNK。
そんなSNKが新たな格闘ゲームをまたしてもリリースした。
また再び格闘ゲームの新しい可能性を示してくれるのか?
期待に胸を膨らませた俺様達は、それを見て驚愕した。
時は21世紀前半---
「風雲拳 … それは実戦空手道とブーメランを組み合わせた全く新しい格闘技」
空手と・・ブーメラン???
そしてこの若者の名はハヤテ
風雲拳の奥義をきわめた男だ
今、最強の獅子に挑む!
「うおおおおおぉぉぉぉぉぉっっっっっ!!!!」
(ボイスで叫ぶ)
新たなSNK格闘ゲームの幕開けに期待していた人々は、
のっけから胡散臭い匂いを放ちまくるこのゲームにただ立ち尽くした。
選択キャラクターは10人。
CPU専用キャラクターは最終ボスの真・獅子王。
それぞれ素手の技と武器を組み合わせた新・格闘技を習得している。
そしてあまりに濃すぎる容姿。
とても人気が出そうもないその面々は、
既存格闘ゲームへのアンチテーゼなのか!?
これらのデザインは「ブレードランナー」に影響を受けているというが、
どこをどう間違えば「ブレードランナー」の世界観がここに着地するのか謎だ。(^^;;
パンチボタン、キックボタン、武器攻撃ボタン、ライン移動ボタンという構成。
このゲームのシステムは、これまでのネオジオ格闘ゲームの特徴を寄せ集めている。
まずは「餓狼伝説」のライン移動。
「ライン間の攻防」や「変化のある地形」など豊富に用意されており、
もしかしたら本作のメインの要素かも知れない。
そして武器と素手を組み合わせた攻防は「サムライスピリッツ」に類似。
さらにこのゲームの攻撃強弱はボタンを押す長さで変化し、
これは「ワールドヒーローズ」の特徴的な仕組みである。
さらに「龍虎の拳」の縮尺演出や脱衣K.O.(しかも男のみw)も採用。
と、このように本作は新システムとして売り出すのではなく、
ネオジオ格闘の特徴的なしくみを寄せ集めたシステムと、
独特過ぎる「どこにもないキャラデザ」を組み合わせた全く新しい格闘ゲーム・・
というわけである(^^;
完成度自体は意外と低くないのだが、
いかんせん悪ふざけのインパクトが強すぎた。
ネタゲーとしては話題になったものの、
本格的に対戦プレイが盛り上がる事は無かった。
【選択キャラクター一覧】
ショー・疾風
実戦空手+ブーメラン
牛頭(ゴズウ)
忍術+カギ爪
キャロル・スタンザック
合気道+新体操(ボール)
馬頭(メズウ)
忍術+カギ爪
マックス・イーグル
プロレス+斧
ニコラ・ザザ
大企業の御曹司+フリスビー
中白虎(チュン・パイフー)
老人+杖
獅子王
ボクシング+剣
ゴードン・ボウマン
警官+トンファー
ジョーカー
大道芸+マジックのタネ