PSVRレビュー(3)

ソフトラインナップ
パッケージソフトはほとんど無く店頭は寂しい事になってる。
ロンチリリースはほとんど配信による販売だ。
初期からPS4を遊んでいる人はハードディスク容量も切迫してるだろうし、
あまりユーザーの事を考えたサービスには思えない。
PS4は外付けハードディスクも利用できないしな。
そしてゲームを1本ダウンロードするたびに1〜5時間かかる。
そしてPSVR体験で最も有効に思えるホラーゲーム。
ロンチでは「KICHIN」と「Until Dawn: Rush of Blood」だったが、
これが両方ともクレジットカード必須。
年齢認証も兼ねてるらしいが、
ゲーム機にクレジットカードを読み込ませるリスクを負わせるのはどうかと思う。
 
さて、ここからはPSVR専用及び対応ソフトのファーストインプレッションをご紹介。
ファーストインプレッションなので、今後やりこむうちに印象が変わる事もあるので注意。
 
The Playroom VR

無料で配信されているタイトル。
これ、PSVRを装着してる人と周囲にいる人が一緒に遊ぶコンセプトで作られてるんだけど、
当然俺様は一人でしか遊ばないから楽しめるコンテンツはごく一部だ。
そもそもヘッドフォンしたらこのゲーム協力プレイ出来ない気がするけど・・。
唯一一人であそべるアクションゲームがあるんだけど、これはなかなか面白い。
ラチェット&クランク」がVRでゲーム化されたらこんな感じになりそう。
 
サマーレッスン:宮本ひかり

女子高生と部屋で二人っきり・・。
というのが最大の魅力。
横に来て写真を見せたりするときドキッとした。女子。
だがそれだけに簡略版ときメモっぽいゲーム部分は蛇足に思える。
魅力的な部分を細かく切り売りしているように感じてしまう。
 
Dont' be Afraid - BIOHAZARD × L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR 体験版
ラルクHydeを模した等身大モデルを目の前で鑑賞できる。
ぶっちゃけそれだけ。
 
シン・ゴジラ スペシャルデモコンテンツ
ゴジラが遠くから近づいてきて戦闘ヘリの攻撃を受けるのを地上から眺める。
ゴジラの大きさは体感できるけど、それだけかな。
 
Allumette
次世代の人形劇って感じ。
1回観たらもういいけど、これは一見の価値。無料だし。
 
Invasion!
地球の雪国(?)に侵略してきた宇宙人と地球に住むウサギとのショートドラマ。
体験者は凍った湖の真ん中に立って一部始終を鑑賞する事になる。
可もなく不可もなく。
 
KITCHEN

目が覚めるとどこかに縛られて座らされている。
目の前に倒れている男。
「SAW」なんかのシチュエーションスリラーに似たショート体験。
縛られた両手を動かす程度の操作はあるが、ほぼ鑑賞のみ。
展開も変わらないので一度体験したらもう用済みだが、
作りとしては手が込んでる。
 
Until Dawn :Rush of Blood
「Until Dawn」から流用しているグラフィックは多々あるが、世界観やストーリーは別物。
ゴンドラに乗って進むホラーアトラクションの設定で、
ポイントとなる標的を2丁の銃で射撃していくガンシューティング
動く何かに乗るという構成はPSVR向き。そしてホラーもVRと相性の良いジャンル。
演出もこなれており、実際のアトラクションを体験しているような豪華さがある。
わざわざ二丁拳銃にしたのだけは惜しい。
コントローラだとそれぞれの銃の向きを2つのアナログスティックで変更するという変態仕様。
ロンチなんだから普通に片手拳銃で良いんだよ・・。
でもロンチタイトルの中ではベスト3に入るオススメタイトル。
 
初音ミクVRフューチャーライブDEMO
初音ミクのライブを鑑賞できる。
コントローラをサイリウムに見立てて振るんだけど、
これがゲームになっているかというと謎。
 
Rez Infinite
もともとRezってゲームとして面白いと思ってないんだけど、
それは舞台をRSVRに移しても同じだった。
だけどワイヤーフレームで構成されたアートワークは目に気持ち良すぎる。
これはビデオドラッグ的な魅力がある!
 
PlaystationVR Demo Disc
発売中やもうすぐ発売のタイトルの体験版が収録されている無料コンテンツ。
「DRIVECLUB VR」は車の中からの視点でレースに参加できるもので、
今までの平面で遊ぶドライブゲームとは次元が違った!
ドライブゲームVRの相性はバツグンだよ。
「つみきブロック」も凄い。目の前に存在するブロックを積み上げるパズルだが、
PS3版とはまるで違う魅力がここにある。製品版出たら買うよ。
 
PlaystationVR WORLDS

■オーシャンディセント
海底を垂直に降りてサメに襲われたりする鑑賞ソフト。
海の中キレイ。
でも一回体験したらもういいかも。
 
■スカベンジャーオデッセイ
ロボットに乗って宇宙を舞台に道なき道を進むFPS。
景色はキレイで見とれたが、
宇宙が舞台なので上下関係がコロコロ変わり、
ロボ酔いで気持ち悪くなった。
もう遊びたくない。(^^;
 
VRリュージュ
寝そべった状態で坂道を滑るってのはVRと相性良さそうだけど、
挙動が悪いのかイマイチ迫力が無かった。
 
■デンジャーボール
壁打ちテニスみたいなシンプルゲーム。
こういうタイプのゲームは合わないかも知れない。
 
■ロンドンハイスト
ギャングの一員となるストーリーを追いながら、
カーチェイスをしたり、銃撃戦をしたり。
会話シーンですら目の前で起こるので迫力満点。
今回の体験で最も感銘を受けた。すぐ終わっちゃうのが残念。