カレー番長への道 〜望郷編〜 第18回「火星カレー」

今日は池袋にある火星カレーにやってきた。

火星にカレーがあったのか・・。
世の中まだまだ広いぜ。
宇宙的な店内を想像したが、
普通の小綺麗なカウンターとテーブルの店舗。

まずは食券で食べるカレーを選ぶ。
メニューはいずれも
火星カレーをベースに
のせる具が異なるだけの組み合わせだ。
鶏、豚、牛、羊といったベーシックなものだけでなく、
馬、鹿、カンガルーといった珍しいものがあるのがこの店の特徴か。
肉以外だと、豆、ほうれん草がある。
珍しい肉類にひかれたが、
まずはこの店の基本形を知る必要があるので、『鶏カレー』(880円)を選択。
野菜との組み合わせも気になったのでほうれん草をトッピング(100円)で加えた。
チケットを渡すときにゴハンの量と辛さを聞かれる。
ゴハンは大盛りでも値段は変わらず。
大盛りは700gあるらしい。すげぇ。
俺様は中盛りの中辛にした。
やがてカレーがやってくる。

おっとこう来たか。
火星カレーの正体はキーマカレーだった!
店内の貼り紙を見ると「一日分の野菜が摂取できるカレーです」と書かれている。
そも割にはそれほど味は深くない。淡白だ。
これ具の無いノーマルな火星カレーだったら物足りなかったと思う。
せめて目玉焼きでものってればかなり印象が変わりそうなカレーだ。

チキンは最後にバーナーで焼き目をつけているらしく香ばしい。
いい味出てるぜ〜。
ほうれん草も細かく刻まれてバターで炒められていて、なかなかのもの。

しかしながらこれで980円というのはCPが悪く思える。
盛りつけ方を変えて何か一品足すだけでも随分違う気がするが。
ランチタイムど真ん中の12時半でも
客は俺様ともう一組しかいなかったのも割高感が起因しているように思う。


【2023年9月10日追記】
久しぶりに「火星カレー」に来た。
前回はオーソドックスなチキンカレーを食べてしまったので、
今回は「鹿カレー」に「草」をトッピングしてみた。+100円で大盛りにする。
やがてカレーがやってくる。

あー、そーだった。ここのカレーはキーマカレーだったっけ。
その上に「草」と呼ばれるほうれん草のバターソテーが敷かれ、
その上に鹿肉が盛られている。
鹿は脂の少ないタンパクな味。
ここのカレーに合うかというと微妙なところ。
ほうれん草は、まああった方が嬉しい。
ここのカレーはチーズとか玉子があるといいかな。
玉子は無かったけど、チーズはトッピングで追加できる。
こんど来たらチーズは頼もう。
ここは普通のカレー屋にはおいてない種類の肉が色々と楽しめる。
カンガルー、馬、鴨など。
新たなカレートッピングの可能性を確かめる。
それがこの店の魅力なのかも知れない。