カレー番長への道 ~望郷編~ 第474回「オツマミドージョー築地」

今回は築地場外にある「オツマミドージョー築地」という店でカレー修行だ。


築地場外で有名なホルモン丼の「きつねや」。
その隣にある細い路地を入ったところにある。
店名の通り、ここはおつまみとアルコールを提供する店。
店舗は簡易なバラック風。
おつまみも「削り昆布」だったり「かつお節」だったりやたら渋い。


そんな中で急に
45000円のドンペリがあったりするからビックリするww

そんなこの店には「海鮮カレー」というメニューがある。
値段も1000円と高くないので調査に来てみた。
プラス200円で大盛に出来るとの事で、大盛をお願いした。
やがてカレーがやってくる。


お祭りの屋台みたいなプラカップで来たw
ライスの上にはホタテ、イカ、エビ。
ルーの中にもイカなどの海鮮が入っている。


また、豚肉も小さいながらゴロゴロ入っている。
カレーは甘口。
既視感の強い味だなぁと思ったら、
これかつて築地場内にあった「中栄」とコラボしたカレーだった!
なるほどなー。
「中栄」にもかつて「築地の魚河岸シーフードカレー」ってのがあったけど、
それの簡易版ってわけか。
味は「中栄」だから保証されてるけど、
このボリュームで1200円はやはり観光地価格だなあ。
お酒飲んで最後にシメで食べる用かもな。
あー、「中栄」の「炙りチャーシューカレー」がまた食べたくなってきた。
(「中栄」はいま豊洲に移転している)

遠征してでも食べたいプレミアランチ(91)「居酒屋中華つりきち」

今回は築地にある「居酒屋中華つりきち」へランチ遠征だ。


ここのランチは掲示されている6種類のオカズのうち2品を選んで1000円。


肉野菜炒め、青椒肉絲、エビチリ、豚肉生姜焼き、この4種類はいつも変わらない。
刺身はこの日はカツオだったが、ワラサとかマグロとか、
その日の仕入れによって違う模様。
揚げ物もアジフライ以外になる事もある。
追加で納豆100円、卵50円、ライス大盛り50円。ランチビール200円。
俺様の頼む物はだいたい決まっている。
ズバリ、「豚肉生姜焼き+刺身」である。
この日はライス大盛り生卵もつけた。
計1100円。やがてランチがやってくる。


ぶっちゃけ、俺様はこの店に
生姜焼きを食べに来ていると言っても過言では無い。


生姜焼きはだいたいどの店で食べても美味いが、
この店はそれらと1ランク、いや2ランク上の美味さだ!
ごはんが進む!卵かけご飯にすればなお進む!
だが生姜焼きだけだと何か寂しいだろう?


そこに味変として刺身を差し込める。
しかもネタの目利きもなかなか良い。
この組み合わせを安価で食べれるからこの店は魅力的なのである。
ただし、昼営業は早めに閉めがち。
12時半から1時までの間にだいたい締め切っている。
遠征で狙うなら早めの到着がよろしかろう。

集中攻略『モンスターランド』


発売元:ポリシー
発売時期:1984年4月
定価:3500円
機種:PC8801
メディア:テープ

 

~紹介~
「モンスターランド」というと何を思い出すだろうか?
多くの人はウェストンが開発した名作アクションゲームを思い出すだろう。
もし本作の方を思い出す人がいたとしたら、
変態レベルが高過ぎて生きづらい世の中だろうw
本作はあの美少女RPGの始祖「少女戦隊エンジェル」を生み出したポリシー
創業直後に生み出した3本のゲームのうちの一つである。
(もう二つは「ファンキーモンキー」と「ドアメイズ」)

 

~解体~


タイトル画面では4体のキャラクターが紹介されている。
バン君というのがプレイヤーキャラで、どうやら宝石を集める探検家らしい。
赤いオーバーオールを着た真っ白い体と、首の無いコロコロした体型は、
こいつこそモンスターにしか見えないが・・(^◇^;)
イカケチン、フラフラ、ファイヤーファイヤーは敵キャラ。
ともかくゲームを始めていこう。

 


一画面固定で、迷路状になっているルートを
テンキーの2468でバン君を四方に移動させる。
目的はルート内の宝石を全て回収すること。
3体の敵キャラはそれぞれのアルゴリズムでバン君を追いかけてくる。
追いつかれるとミスとなる。

 


ゲンコツを拾うと画面全体が水色になり、
一定時間敵キャラを触れて倒す事が出来る。
いわゆるパックマンの亜流ゲームである。
パックマン同様に一方に移動する操作をすると方向を変えるまで直進し続ける。


ステージ側にも独特のトラップがあるのが本作の特徴だ。

 


まずこのドクロの壁。
並行して歩く分には死なないが、少しでも突っ込んだら死ぬ。
ドクロの壁の横に宝石が配置されていると高確率で死ぬ・・。

 


バリアーに囲まれた部屋。
敵は入ってこれないので、追い詰められたら利用すると良いだろう。

 


ダミー通路。
途中で引っ掛かって奥へと進めない通路。
実質行き止まり。

 

~攻略~


まずステージ1。
ステージ構成は素直だけど、そもそも敵のスピードが速く、
操作をちょっと間違えるだけで死に繋がる。
ドクロの壁には無闇に近づくべからず。
ゲンコツは宝石のまわりに敵がウロウロしているときに使おう。
敵を倒してもすぐ復活するので、
無敵時間を利用するためのアイテムとして考えよう。
(スコア狙いなら別だけど)

 


ステージ2。
一番上の長い通路は敵が邪魔なので、ゲンコツの無敵時間を使おう。


ステージ3。
左下の部屋と上の横長の部屋はそれぞれ攻略すべし。

 


ステージ4。
しまった、表示物が全部出る前に画面キャプチャーしちゃってた。

 


ステージ5。
ここでルート形状はステージ1に戻る。
敵キャラに火を吹くファイヤーファイヤーが追加。
ファイヤーファイヤーはゲンコツも効かない。

 


ステージ9で再びステージ1の形状に。
敵キャラも増えていないので5~8をループし続けるだけかも知れない。
全ステージ制覇という事で終了。
残機が無くなるとゲームオーバー。
コンティニューは無く、ステージ1からやり直しなのがツラかった。

ラーメンはたまに食べるぐらいがちょうどいい(99)「東京豚骨ラーメン 池袋 屯ちん池袋西口店」

年に数回は無性に食べたくなる「東京豚骨ラーメン 池袋 屯ちん」
今日もそんな日であった。


屯ちんは1992年に池袋で創業したラーメン店。
「丸冨水産」や「かぶら屋」などとともに
フーデックスグループというところが運営している。
屯ちんの2階に見える「丸冨」も同じ会社だ。
行ったのは西池袋店。
店先の券売機でチケットを購入し、満席ならば外で待つ。
この日はすぐに座れた。
店内のほとんどがカウンター席で、一番奥だけ4人席になっている。
俺様の注文したのは「東京豚骨チャーシューラーメン」
つけ麺や味噌ラーメンも試してみたが、結局は創業当初からのこの味に回帰。
この店は大盛り無料で、しかもライスまで無料である。
ラーメンは並盛りにしてライスを追加した。


席には辛子高菜、豆板醤、おろしにんにく、自家製ラー油
といったものが用意されている。
席の左右はアクリル板が立てられているので、集中して麺に向かう事ができる。
ラーメンを注文すると「ちぢれ麺」と「ストレート麺」で選べる。
俺様は「ちぢれ麺」が好き。
やがてラーメンがやってくる。


キターーーッ!
チャーシューは三段豚バラ肉とブロック肉の2種類。
あとはメンマ、煮卵、焼き海苔、刻みネギ。
さて、まずはいつものように
ラーメンスープにたっぷり浸したチャーシューをライスの上にのせる。


チャーシュー丼を堪能。
ここのチャーシューもトロトロでライスに合うぜーっ。
そしてこの東京豚骨ラーメンであるが、
文字通り、九州ラーメンの豚骨とは全くの別物だ。
どちらかというと醤油が主役で、それを豚骨でととのえてる・・
そんなラーメンなのである。
九州ラーメンを期待すると「コレじゃない」ってなるけど、
ここは東京豚骨を食べに来るところなんよー!
後半は卓上の辛子高菜とおろしニンニクを投入。
味にパンチが出るよ。
ああー満足。いつもここにある満足。大事。

遠征してでも食べたいプレミアランチ(90)「仲宮里」

今回のランチは新富町にある沖縄料理の店「仲宮里」へ遠征だ。


ここは昼も沖縄料理のランチを食べる事が出来る。
いくつかあるメニューのうち、俺様が選んだのは「日替わり海鮮丼」
沖縄料理で海鮮丼てあんまり無いから気になった。
そしてここのランチの良いところは、
プラス100円で味噌汁を「沖縄半そば」に変えられるところ。
海鮮丼と沖縄そばなかなか揃わない組み合わせだ。
やがて海鮮丼がやってくる。


海鮮丼と沖縄半そばの他には、
ゴマだれサラダ、もやしナムル、沢庵といった組み合わせ。
これで1300円。


海鮮丼のネタはマグロ、タコ、サーモン、ハマチ、ネギトロ。
そして海ぶどう
沖縄の海鮮丼だからグルクンの刺身でも乗ってるのかと思ったけど、
鮮魚は普通のネタだったね。
海ぶどうと和えて鮮魚を食べられるのが沖縄らしさ。
ネタの中ではネギトロが美味かった!


沖縄そばにはカマボコと三枚肉、万能ネギ、紅生姜。
何よりスープが美味い!
さすが沖縄料理屋。
本格的な沖縄そばである。
何より冷たい海鮮丼のあとの温かい沖縄そばの流れが思った以上に良かったぜ。
ランチでは他にタコライス、ゴーヤチャンプル、ラフテーなんかも食べられる。

88ゲーム回想録(65)「野球狂」


野球狂
ハドソン
1984年7月
6800円
メディア:テープ

ハドソンは当時、スポーツやテーブルゲームパソコンゲーム化したものを
「○○狂」というタイトルでシリーズ化していた。
一番最初が「ジャン狂」。
そして「トランプ狂」、「花札狂」、「ゴルフ狂」と続き、
最後に登場したのが本作「野球狂」であった。
余談ではあるが、ハドソンは当初
「ジャン狂」のファミコン版を売ろうとしていたが、
紆余曲折あってタイトルが「4人打ち麻雀」に変わり、
任天堂タイトルとして発売されている。

本作「野球狂」を俺様が遊んだのはPC-6001mkⅡ版だった。
今回は60mkⅡ版の思い出も織り交ぜつつ、
88版を再プレイしてレビューして行きたいと思う。

 


タイトル画面で「1PLAYER」「2PLAYER」「COMPUTER」からモードを選択する。
「1PLAYER」はCOM相手に試合をするモード、
「2PLAYER」は人間同士で対戦するモード、
「COMPUTER」はCOM同士の試合を観戦するモードだ。

 


モードを選ぶとスターティングメンバーを登録する事になる。
最初から入っているのはセ・リーグパ・リーグのオールスター選手で、
なんと全員実名である。
おそらく実名使用の許可は取っていない(爆)
まだ当時は「ビデオゲームでどこまでやると著作権侵害になるのか?」
などはあやふやな時代であり
「同じ名前がカタカナで出るぐらいは問題無いだろう」
という認識だったのだと思う。
このゲーム最大の特徴は、
このとき選手一人一人のデータを書き換えられる事だろう。
交代できる選手を含めた16名の
名前、打率、防御率、左バッターor右バッター、守備位置が変更出来る。
さらに変更したデータは保存する事が可能だ。
つまりどういう事かというと、本作は登録さえすれば、
プロ野球全球団のリアルな最新データで遊ぶ事が可能なのである。
(当時のプロ野球10球団分の数値表が同梱されている)
また、当然オリジナル球団を作って遊ぶことも可能だ。


今回は4番バッターに打率9.99、防御率9.99のG16をパ・リーグに加えて、
セ・リーグ相手に1試合してみようw

 


先攻と後攻はランダムで決められる。

 


攻撃時はスペースキーでバットを振る。
短く押すとバント。テンキーの2468で走塁だ。
1塁の選手を2塁に走らせたければ6を押す。


打った打球が外野まで飛ぶと画面が切り替わり、球場全体の画面になる。
守備時はまず球種とコントロールをテンキーで選択する。
テンキーは12346789が何かしらに対応している。
つまり2回キーを押す事で投げる。
野手の守備はオートで、補給したら送球する塁をテンキーで選ぶ。

 


ホームランを打つと飛行船が飛び・・


チアリーダーが踊る。


さぁーて、今回の試合結果は・・。


7対3で負けたぁ~・・orz

試合終了演出はあっさりだ。

 

ファミリーコンピューターで「ベースボール」が発売されたのが1983年12月7日。
本作はそんな「ベースボール」のゲーム設計にとても類似している事から、
おそらく「ベースボール」を参考に作られたゲームではないかと思う。
当時俺様は両方とも遊んでいたが、
本作は何と言ってもエディット機能があるのが凄かった。
最初は12球団のデータを作って観戦モードを使ってペナントレースをやったり、
条件を決めて友達同士でオリジナルチームを作成し、
どっちのチームが強いか観戦したりしていた。
だがテープメディアの場合、
1球団のエディットを保存するたびにカセットテープが一本必要だったので、
「野球狂」だけで恐ろしい数のテープを消費していたし、
チームを変えるたびにテープの読み込み時間がかかるので面倒だったな。
キャラクターがコロコロしていてカワイイのと、
表裏が変わる度にそれらのキャラが
ベンチから守備位置へと散らばって行くのが軽快で好きだった。

 

余談だが、水島新司先生の漫画「野球狂の詩」は1972年から1977年の連載で、
アニメも1979年まで放送していた。