発売元:ポリシー
発売時期:1984年4月
定価:3500円
機種:PC8801
メディア:テープ
~紹介~
「モンスターランド」というと何を思い出すだろうか?
多くの人はウェストンが開発した名作アクションゲームを思い出すだろう。
もし本作の方を思い出す人がいたとしたら、
変態レベルが高過ぎて生きづらい世の中だろうw
本作はあの美少女RPGの始祖「少女戦隊エンジェル」を生み出したポリシーが
創業直後に生み出した3本のゲームのうちの一つである。
(もう二つは「ファンキーモンキー」と「ドアメイズ」)
~解体~
タイトル画面では4体のキャラクターが紹介されている。
バン君というのがプレイヤーキャラで、どうやら宝石を集める探検家らしい。
赤いオーバーオールを着た真っ白い体と、首の無いコロコロした体型は、
こいつこそモンスターにしか見えないが・・(^◇^;)
オイカケチン、フラフラ、ファイヤーファイヤーは敵キャラ。
ともかくゲームを始めていこう。
一画面固定で、迷路状になっているルートを
テンキーの2468でバン君を四方に移動させる。
目的はルート内の宝石を全て回収すること。
3体の敵キャラはそれぞれのアルゴリズムでバン君を追いかけてくる。
追いつかれるとミスとなる。
ゲンコツを拾うと画面全体が水色になり、
一定時間敵キャラを触れて倒す事が出来る。
いわゆるパックマンの亜流ゲームである。
パックマン同様に一方に移動する操作をすると方向を変えるまで直進し続ける。
ステージ側にも独特のトラップがあるのが本作の特徴だ。
まずこのドクロの壁。
並行して歩く分には死なないが、少しでも突っ込んだら死ぬ。
ドクロの壁の横に宝石が配置されていると高確率で死ぬ・・。
バリアーに囲まれた部屋。
敵は入ってこれないので、追い詰められたら利用すると良いだろう。
ダミー通路。
途中で引っ掛かって奥へと進めない通路。
実質行き止まり。
~攻略~
まずステージ1。
ステージ構成は素直だけど、そもそも敵のスピードが速く、
操作をちょっと間違えるだけで死に繋がる。
ドクロの壁には無闇に近づくべからず。
ゲンコツは宝石のまわりに敵がウロウロしているときに使おう。
敵を倒してもすぐ復活するので、
無敵時間を利用するためのアイテムとして考えよう。
(スコア狙いなら別だけど)
ステージ2。
一番上の長い通路は敵が邪魔なので、ゲンコツの無敵時間を使おう。
ステージ3。
左下の部屋と上の横長の部屋はそれぞれ攻略すべし。
ステージ4。
しまった、表示物が全部出る前に画面キャプチャーしちゃってた。
ステージ5。
ここでルート形状はステージ1に戻る。
敵キャラに火を吹くファイヤーファイヤーが追加。
ファイヤーファイヤーはゲンコツも効かない。
ステージ9で再びステージ1の形状に。
敵キャラも増えていないので5~8をループし続けるだけかも知れない。
全ステージ制覇という事で終了。
残機が無くなるとゲームオーバー。
コンティニューは無く、ステージ1からやり直しなのがツラかった。