
ロードランナー
システムソフト
1983年12月(SR専用版1986年1月)
6800円
アクションパズルゲームの金字塔である「ロードランナー」を紹介するのだが、
あまりに有名な本作。
詳しくゲームメカニクスを解説するのは釈迦に説法になってしまうであろう。
なのでゲーム概要もそこそこに、
88版をこの時代に再プレイする上で得られる情報に絞って本作を振り返っていこう。

「ロードランナー」は海外のブローダーバンドから
1983年にリリースされたゲームである。
作者はダグラス・E・スミスさん。
「バンゲリングベイ」「チョップリフター」に並ぶ
バンゲリング帝国三部作の一つに数えられている。
日本でプレイする「ロードランナー」は、それを原作とする移植作だ。
日本ではシステムソフトから1983年10月にPC-100向けからリリース。
そのあとPC-9801版、PC-8001mkⅡ版、PC-6001版、PC-6601版が登場している。
俺様が初めてプレイしたのはPC-6001版で、
そりゃあもう、脳汁ダクダク出るほど熱中した。
その後に「ロードランナー」の名を日本中に知らしめたのが
1984年7月に登場したハドソンのファミコン版「ロードランナー」と
アイレムのアーケード版「ロードランナー」だろう。
ファミコンの「ロードランナー」と
今回プレイする88版などのパソコン版「ロードランナー」との決定的な違いは、
ファミコンは1ステージが左右切り替え方式なのに対して、
パソコン版はステージが一画面に収まって表示されている事だろう。
「ロードランナー」は
ステージ形状全体を理解した上で解法を考えるパズルゲームなので、
当然ながらパソコン版の方が遊びやすい。
特にパソコン版を先にプレイしていた俺様は、
ファミコン版は受け入れられなかった。
そしてPC-8801mkⅡSR版は、
そんなファミコン版より後に登場している。
オリジナル版と88版が違うのは、
画面の横キャラクター数が2キャラ分少なくなっている事だ。
オリジナル版は「横28×縦16サイズ」であるのに対して、
88版は「横26×縦16サイズ」になっている。
ここでは88版の全150ステージをご紹介しよう。

ステージ1。
テンキーの2と4で左右移動。
6と8でハシゴの上下移動。
Zキーでプレイヤーの左側の地面を掘る。
Xキーでプレイヤーの右側の地面を掘る。
ジョイスティックには対応していない。
(もしかしたらSR版は対応していたのかも知れない)

ステージ2。
BGMは無く、金塊取得の軽快なSEだけが響く。

ステージ3。
ESCキーを押すと様々な機能が利用できる。
自爆、スピード変更、自機アップ、ステージスキップ、
ステージエディット、サウンドON/OFF、カラー変更…といった事が出来る。

ステージ4。
余談だが、ロードランナーの敵キャラの動きはとてもわかりやすい。
プレイヤーの位置を見て行動を変えるので、
わかってくると動きを止める事などを意図的に出来る。
アクションパズルと言いつつ、
アクションゲーム的なアドリブや反射神経がほとんど必要無いゲームである。
そのあたりも本作を唯一無二にしている所以だと俺様は思う。

ステージ5。

ステージ6。

ステージ7。

ステージ8。

ステージ9。

ステージ10。

ステージ11。

ステージ12。

ステージ13。

ステージ14。

ステージ15。

ステージ16。

ステージ17。

ステージ18。

ステージ19。

ステージ20。

ステージ21。

ステージ22。

ステージ23。

ステージ24。

ステージ25。

ステージ26。

ステージ27。

ステージ28。

ステージ29。

ステージ30。

ステージ31。

ステージ32。

ステージ33。

ステージ34。

ステージ35。

ステージ36。

ステージ37。

ステージ38。

ステージ39。

ステージ40。

ステージ41。

ステージ42。

ステージ43。

ステージ44。

ステージ45。

ステージ46。

ステージ47。

ステージ48。

ステージ49。

ステージ50。

ステージ51。

ステージ52。

ステージ53。

ステージ54。

ステージ55。

ステージ56。

ステージ57。

ステージ58。

ステージ59。

ステージ60。

ステージ61。

ステージ62。

ステージ63。

ステージ64。

ステージ65。

ステージ66。

ステージ67。

ステージ68。

ステージ69。

ステージ70。

ステージ71。

ステージ72。

ステージ73。

ステージ74。

ステージ75。

ステージ76。

ステージ77。

ステージ78。

ステージ79。

ステージ80。

ステージ81。

ステージ82。

ステージ83。

ステージ84。

ステージ85。

ステージ86。

ステージ87。

ステージ88。

ステージ89。

ステージ90。

ステージ91。

ステージ92。

ステージ93。

ステージ94。

ステージ95。

ステージ96。

ステージ97。

ステージ98。

ステージ99。

ステージ100。

ステージ102。

ステージ103。

ステージ104。

ステージ105。

ステージ106。

ステージ107。

ステージ108。

ステージ109。

ステージ110。

ステージ111。

ステージ112。

ステージ113。

ステージ114。

ステージ115。

ステージ116。

ステージ117。

ステージ118。

ステージ119。

ステージ120。

ステージ121。

ステージ122。

ステージ123。

ステージ124。

ステージ125。

ステージ126。

ステージ127。

ステージ128。

ステージ129。

ステージ130。

ステージ131。

ステージ132。

ステージ133。

ステージ134。

ステージ135。

ステージ136。

ステージ137。

ステージ138。

ステージ139。

ステージ140。

ステージ141。

ステージ142。

ステージ143。

ステージ144。

ステージ145。

ステージ146。

ステージ147。

ステージ148。

ステージ149。

ステージ150。

チャンピオンシップロードランナー
システムソフト
1985年10月
6800円
オリジナル版原作者ダグ・スミスのもとに投稿されたステージの中から、
難易度の高いものを選出して全50ステージをそれらに置き換えたタイトルである。
(採用したステージの半分は日本人の投稿だったという)
ゲーム構成は同じだが、ステージセレクトなどの機能は無くなっている。
このタイトルは全ステージをクリアしたユーザーに
認定証を送るキャンペーンを行っていたので、そのためだと思う。

こちらはステージ1。
最初から激烈に難しい。
本作はジェイスティックに対応していた。
細かい話だが、キーボードとジョイスティックでは少し操作感が変わる。
テンキーでの移動は一度入力するとキーを離しても
別の方向を入力しないと移動をやめないが、
ジョイスティックはスティックを戻すとその場で止まってくれる。
なお、88では「ロードランナー」「チャンピオンシップロードランナー」の他に
国際パソコンセンターというメーカーから
「オリジナル追加面」が発売していたらしい。
