カレー番長への道 ~望郷編~ 第472回「煉瓦亭」

明治28年創業の老舗洋食屋である「煉瓦亭」
洋食屋の元祖的な店であり、とんかつ、オムライス、カキフライ、
エビフライ、ハヤシライスなどは煉瓦亭が考案したと言われている(諸説あり)。
また、本来パンと一緒に食べていた洋食に
ライスを組み合わせたのも煉瓦亭が最初であり、
その際に「ライスはフォークの背に乗せる」という食べ方を
考案したのも煉瓦亭らしい。
そんな煉瓦亭の新富本店にカツカレーを食べにやってきたってわけさ。

カウンターに案内されてメニューを開く。
色々な洋食が揃っているが、カレーはビーフカレー、カツカレー、
ドライカレー、シーフードカレーの4種だけのようだ。
シーフードカレーも気になったが、とんかつ元祖の店なのだから、
まずはカツカレーを試すべきと判断しオーダー。
やがてカレーがやってくる。


深めの皿にライス、かつ、ルーが盛り付けられている。
サラダとポタージュスープがついて1400円。


カツは薄い。
肉よりも衣の食感がメインのカツカレーだな。
ルーは挽き肉がたっぷり入ったトロ味強めの濃厚系。
まさに王道の昭和カツカレーって感じだ。
老舗店の特別感は無いけども。

 


明治からやってる老舗でも、
福神漬けを普通のコップに入れて出すあたりの気取りの無さ
この店の魅力なのかも知れないw