北海道の登別には「登別閻魔焼きそば」なるご当地焼きそばがあるという。
この焼きそばを食べられる店は登別内に数軒あるらしいが、
そのレシピには3つの共通点がある。
1つ目は北海道産小麦の平麺であること、
2つ目は閻魔大王が指定する「ピリ辛ごまダレ」を使う事。
そして3つ目は登別近郊で採れた食材を使う・・という事。
俺様はそんな「登別閻魔焼きそば」を扱う店の一つ「温泉市場」にやって来た。
どうやら海鮮メインの店らしく、
店内には貝やカニが水槽の中で元気よく動いていた。
海鮮も美味そうだなあ・・。
落ち着こう。まず落ち着こう。
俺様はサッポロクラシック生で落ち着いた。
当然焼きそばも頼んださ。
焼きそばには「キムチセット」なるものもあったので、
せっかくだからキムチセットにして、温玉を追加トッピングしてもらった。
やがて登別閻魔焼きそばがやってくる。
海鮮が色々と入っている。エビ、イカ、ホタテなど。
そしてキャベツや玉ねぎもたっぷりと。
上にカツオ節が踊っているのは焼きそばとしては珍しい。そして実食。
うんまぁーーい!!
なんだろう。
一般的な焼きそばとは異質な光を放っている。
辛いわけではない。
ゴマダレの独特の旨味と平麺の食感がベストマッチ。
そこに海鮮の塩味やら、キャベツの甘みやらが追いかけてくる。
なるほど、これは登別まで食べにくる価値がある焼きそばだぜ。
でもキムチがセットについてくる意味は最後までわからなかった(^_^;)
もっと辛いの想像した人はキムチを混ぜて食べてねって事か?
次に「帆立コーンバター焼き」が到着。
ホタテもコーンもバターも北海道産。
それらがトリオを組んで口の中に攻めてくる!
わーい、美味い。美味くないわけないよな~。
「さて、そろそろ店を出るか」とビールを飲み干した時、
メニューが目に飛び込んできた。
「できたて工場直送"樽生"のぼりべつ地ビール」と書かれている!
そんなのもう二度と飲めないかも知れんじゃん。
俺様はともかく地ビールを追加注文。
それがこちら「鬼伝説 青鬼ピルスナー」。
サッポロクラシック生よりもドライだね。
ふむふむ、こういうビールかあ。
マミが足りない感じになっちゃったので「甘エビの唐揚げ」を追加。
身がけっこう詰まってて香ばしい!
この店、いい店だなあ。
他の観光客の皆さんは海鮮丼頼んでる人多いけど、
チョイ呑みで利用するのかなり良いぞ!