さて、日本の最北端を体験したくてやってきた稚内だったが、
ただ来ただけでは体験にならない。
地産地消の日本酒呑みをして帰らなければ。
というわけで今回は南稚内駅前にある「えぞ番屋」でチョイ呑みだ。
ちなみに候補の店は3つあったのだが、2つまで予約を断られていた。
「えぞ番屋」さんでやっと予約成功。
通りにほとんど人を見なかったけど、人気店に客が集中する町なのかな?
店内は漁師町居酒屋って感じで雰囲気良し。
俺様はカウンターに案内された。
さて、いつものようにビールを飲みながら作戦を練る。
お通しはワカメの酢の物。
せっかく北の果てまで来ているのだから、
ここでなければなかなか食べられないものを試していきたい。
まず一品目はこちら「蝦夷鹿のたたき」。
お店のお母さんが
「ここじゃないも食べられないよ!だまされたと思って食べてみて!」と激推し。
口に入れるとローストビーフのような味わい。
鹿肉ってパサパサしたイメージだったけど、すごいジューシーなんだけど!
2品目はやっぱり海鮮刺しを試さないとという事で「刺身盛り合わせ」。
これは1人前の1200円。
マグロ赤身、甘エビ、ホッキ貝、真イカ、カンパチ、ホタテ。
北の果てで食べる刺し身にしては普通かなぁ(^◇^;)
3品目は「ミガキみそ合え」。
ミガキっていうのはニシンの事らしい。これは珍味だわ。
無限に日本酒飲めちゃうやつ。
もうちょっと後でダラダラ飲むターンで頼めば良かった。
4品目は「大すけハラス」。ハラスって鮭のハラスなのか?
焼きなのか刺しなのか?
謎が多かったけど、頼んで見た。
結果は鮭ハラス焼き。
ちょっとこの段階でハラスの脂はきつかった。ごめん。
5品目は「大根ホタテあんかけ」。
大根は揚げ出しになってる。美味い。日本酒が進みまくり。
でもホタテの味はよくわからないw
6品目は「ポテトフライ」。
まずバターが美味いし、たぶんポテトも美味いんだろうな、北海道だもんな。
思わぬ伏兵。まさかポテトフライがこんなに美味いとはw
そろそろシメる。「おにぎり(すじこ)」。
具は少なかったけど、筋子は味が強いねえ。
おにぎりと一緒に頼んだ「しじみ汁」。
貝がアサリぐらい大きい!おにぎりを3倍おいしくするなあ。
この店で飲める北海道の地酒は3種。
「国稀 北海 鬼ころし」「十一州 純米吟醸」「二世古 純米吟醸 彗星」。
3種類とも確認できたので、一番口に合った「十一州 純米吟醸」を追加で2杯飲んだ。
うん、そこそこのほろ酔いで良い呑みだった。
俺様が呑んでいる間、ひっきりなしに飛び込み客が来店。
ほとんどの人は断られていたな。
やはり稚内の人気店で呑もうと思ったら予約必須だな。
この店の周辺は小規模な飲み屋街みたいになっていて、
面白そうな店多いんだけどね。