氷見市内にあるビジネスホテルでチョイ呑みだ。
このホテルは“氷見の旬を食する味わいのホテル”と自称しており、
泊まるときはぜひ食事込みで予約しておこう。
このホテルはユニットバスしかないので、
チェックインしたら近所の温泉に行ってみた。
「氷見温泉郷 総湯」。
ここは道の駅のすぐ隣にある温泉施設なのだが、
利用しているのは地元の人が多い感じだった。
入浴料700円。
露天もあるんだけど、ここは湯に浸かりながら寝そべれるスペースがあって、
海風もあたって気持ち良かったなぁ~。
ホテルに戻り、1階の食堂で晩餐を始める。
飲み物一杯がサービスという事で生ビールを頂いた。
一品目は「鯛の子」。
一般的には「鯛の子」とはスケソウダラの卵巣の事だけど、
これもそうだったのかな?
ちなみにスケソウダラの卵巣を塩漬けにしたらタラコで、
唐辛子入り調味液につけたら辛子明太子になる。
これは生の卵巣を煮付けた料理だと思う。
俺様は火を加えたタラコって好きじゃないんだけど、
これは凄く美味い!
一杯目から日本酒だったかなぁ~。
二品目は「白エビとホタルイカのマリネ」。
両方ともご当地の特産品。
鮮度も良いから筋張ったところが一切無い。
あかん。これは日本酒行くしかない。
ビールをさっさと片付けて日本酒を追加注文。
まず最初に頼んだのは氷見の地酒「清酒 曙」。
これは高い日本酒じゃないけど、アテが美味いと邪魔しないよね。
来ましたよ「刺盛り」。
メジマグロ、マトウダイ、ヒラメ、コウイカ、タコ、白エビ。
やっぱり白エビだな。日本酒も進みまくる。
あと、マトウダイが舌にねっとり旨味がのってきて良かったね。
四品目は「メバルの塩焼き」だぜ!
メバルは今が旬の魚だ。
鮎とかに匹敵する繊細な白身。そして塩が効いてて香ばしい。
小骨が多くて食べづらいのが難点だね。
日本酒2杯目。
「有磯 曙 純米吟醸酒 八千仙」。
うん、飲みやすい。
肉キターー。これは昼にも食べた氷見牛。
野菜と一緒にしゃぶしゃぶ。
そうだ、五品目は「氷見牛のしゃぶしゃぶ」だぜーっ!
胡麻ダレにつけて口に運ぶ。
氷見牛はしゃぶしゃぶでも美味いなぁ~。
とろける肉だぜ。
次がシメだと言われたが、もう少し呑みたかったので一品追加。
こちらは「ホタルイカと山菜の天ぷら」。
塩で食べる。
山菜は当然美味いが、ホタルイカの方がヤバイ。
天ぷらの概念を超える美味さ。
サクサクと香ばしい衣のあとにクリィーミーな生々しさが追いかけてくる。
これホタルイカじゃないとこうはならないだろうね。うまうま。
この日のベストだわ、これ。追加で頼んで良かった。
シメの「氷見うどん」。
具はとろろ昆布と油揚げ。
あー、これシメにちょうどいい優しさ。
(家でも蕎麦やうどんで使いたかったので、翌日「とろろ昆布」を購入した)
うどんを食べ終わる頃に白米が出されたけど、
もう何にもオカズ残ってないけどなぁ~。(^_^;
仕方ないので天ぷらで使った塩を振りかけて食べる。
塩むすびみたいで美味かったぜ。
最高の気分なので部屋で呑みを続ける。
まずはラ・フランスの発泡酒で小休止。
「純米大吟醸 満寿泉」で再スタート。
うわー、これいい酒だわ。
アテには道の駅で買った「ノドグロの唐揚げ」。
こんな小さなノドグロ初めて見たw
身はあんまり感じなかったけど、バリバリとした食感はアテ向き。
最後は「純米吟醸 獅子の舞」でフィニッシュ。
飲み干した頃に気絶するように寝ていた。
ちなみに翌日の朝食がコチラ。
カマスの干物かな?
食べるところ少ないけど、朝食にはちょうど良いね。