カレー番長への道 ~望郷編~ 第430回「くじら」

今回は高円寺にある「くじら」でカレー修行だ。
この店は「大一市場」という施設の中にある。

ビルの一階に広がる大一市場。
名前の通り、もともとは市場だったが、
その店主達が次々と撤退していき、
抜けた場所に飲食店が入っていくうちにグルメスポット化していったらしい。
ディープな感じの外観に気押されながら中へ。
店舗としての仕切りの無い店も多く、屋台村みたいな雰囲気だ。
目指す店「くじら」を発見。たまたま一席だけ空いていたので並ばずに座れた。


カウンター3席、テーブルは2人席と4人席の2卓。
タイミングが重なるとすぐに列が出来るスペースだ。
カレーは3種でチキンカリー、ポークビンダルー、牛キーマカリー。
トッピングはパクチー、半熟たまご、焼きチーズ、水切りヨーグルトが可能。
最近「3種盛り」も始めたという事で、俺様は「3種盛り」「半熟たまご」をつけて、
大盛りでお願いした。計1900円。
まずはサービスでサラダが提供された。


キャベツの千切りにフライドオニオンとドレッシングがかけられている。
これを食べながら待っていると、やがてカレーがやってくる。


画像の左がポークビンダルー、右がチキン
いずれも肉の塊が沈んでいる。
そしてライスの上に牛キーマ。キーマの上に半熟たまご
ライスはインディカ米。
まずはチキンカレーから。
ガツンと来るホットな刺激カレーだなぁ~。
この頃は優しめのカレーばっかり食べてたから胃がビックリした。
チキン肉も存在感十分だ。
ポークビンダルーは酸っぱ~い。
これはワインビネガーによるもの。
たぶん本場のポークビンダルーはこういうものなんだろうけど、俺様は苦手だなぁ。
そしてこちらもかなりホット。
牛キーマはドライ系。刻まれたタケノコがシャリッという食感を演出している。
このキーマは半熟たまごを崩して食べるのが吉。
それにしてもどれもホットで顔中が汗でビショビショ。
そして口の中はヒリヒリ。

このあとの昼下がりはクラフトビールでクールダウンを余儀なくされた。