カレー番長への道 ~望郷編~ 第414回「とんかつ 虎ノ門ジーエス」

今回は新宿三丁目にある「とんかつ 虎ノ門ジーエスでカレー修行だ。

フレンチの達人と言われた赤坂の洋食店『旬香亭』のシェフ斉藤元志郎さんが
2018年6月に虎ノ門に立ち上げ、2021年3月に新宿三丁目へ移転してきたらしい。
なにやら「東京一のかつカレー」との噂。
それを聞いたら確かめに来ないわけにはいかないのさ。
地下への階段を降りていく。
中は町の洋食レストランみたいな感じ。
カウンター席も多い。
俺様はカウンターに案内された。
ここはとんかつ屋なので、とんかつをメインとしたメニューが並ぶが、
そのなかにジーエスの名物」としてカレーとのセットも載っている。
カレーは1種類で、カツの種類とその量で値段が変わる。
上ロースカツ150g(1400円)、上ロースカツ250g(1700円)、
特選ロースカツ180g(1800円)、上ヒレカツ2個(1400円)、
ヒレカツ3個(1700円)、メンチカツ(1300円)。
特選ロースカツも気になったが、量が少ないのは寂しかったのでw
「上ロースカツ250gカレー」
プラス100円で「トッピングの玉落ち(卵黄)」をつけた。
また、ライス大盛りは無料との事で大盛りをお願いした。
テーブルには「生姜の甘酢漬け」「キムチ」が常設。


キムチよりも生姜の方が辛かったw
やがてカレーがやってくる。


中央に白米。右手に盛られた千切りキャベツの上にロースカツ。
左手にはカレーの海。カレーにはジャガイモが少し。
またトッピングで頼んだ玉落ちは最初から沈められている。
そして漬物が少し添えられている。


カツの断面はこんな感じ。
厚めに切られていて、脂少なめのカツだね。
まずカレーだけ食べてみる。
おや?
一般的にカツカレーに使うカレーは欧風が多いと思うが、
ここのカレーはスリランカカレーらしい。
珍しい~。苦味強め。サラサラスープ。
美味い美味い。
だがカツと一緒に食べて思った。
このカレーとカツは合わなくない?と。
なんだがカツの味が薄い気が・・。


試しにテーブルに常設したソースや塩でカツを食べてみた。
美味い!!
まさにトンカツ専門店のカツだよ!
そうか。このカレーはトンカツのソースとしては弱いんだ。
ここがカツカレーの難しいところなんだよなー。
美味いカレーと美味いカツを合わせても倍美味くはならない。
仕方ないのでカツはカツライスとして、
カレーはカレーライスとして白米を半々にして完食。
満足はしたけど「東京一のカツカレー」と言われるとウーンだなぁ。