スターブレード
ナムコ
メガCD/1994年10月28日/シューティング/7800円
1990年、大阪で開催された「国際花と緑の博覧会(通称:花博)」で展示され、
その後、二子玉川にあった遊園地
「ワンダーエッグ」で遊ぶ事ができた「ギャラクシアン3」。
これは巨大なスクリーンに映し出された宇宙でのドッグファイトに
主観視点で参加する28人同時プレイ可能なガンシューティングだった。
そんな「ギャラクシアン3」は狭い場所でも運用できるようにと、
16人乗り版、6人乗り版と別バージョンが生み出されていった。
その流れを組むのが「スターブレード」で、1991年9月に稼働。
普通のゲーセンでも設置できる1人乗り。
画面手前に凹面鏡が貼られており、独特の迫力が印象的だった。
そんな「スターブレード」を移植したのが本作。
開発したのはテクノソフト。
ナムコが初めてリリースしたメガCD向けタイトルであるが、
本作がナムコのメガドライブ最後のソフトとなった。
まずは作戦の説明演出。
英語だからよくわからないけど、雰囲気モノだから問題無しw
ゲームは超シンプル。
CGムービー上に表示された照準カーソルを方向ボタンで移動させ、
画面に出現する敵や障害をショットボタンで撃破していく。
なお照準カーソルの移動はメガマウスやアナログ対応ジェイスティックを使用すると
アナログ操作で遊ぶ事ができ、狙った場所に的確に移動できるようになる。
出現している敵を見逃したり、撃破に時間がかかったりすると
反撃されてダメージになる。
CGムービーの手前に表示されている敵や障害物は
ワイヤーフレームで表現されている。
序盤ステージに限ると、CGムービーで表示されるオブジェクトの密度が低く、
手前のワイヤーフレームキャラばかりが目立つシーンも多い。
画面右に表示された数字は、ステージゴールまでの距離と、現在到達した距離。
コンティニューは3回まで。
3回使ってもステージ2のボス直前までしか進めなかった。
難易度高いなぁ。
全体的に背景のCGムービーもフラットで、
「シルフィード」を遊んだ後だと見応えが無い。
システムもシンプルなガンシューティングなので
そのビジュアルのフラットさが余計に寂しく感じてしまう。
ちなみにアーケード版は敵キャラはワイヤーフレームでは無いので、
画面の印象は異なる。