鬼怒川温泉散策

俺様はこの日、鬼怒川温泉を散策する事にしたんだぜ。
駅を降りてすぐにビッグサプライズが舞い降りた。
降りたホームの反対側にSLが止まっているではないか!?


うわー、凄い。
俺様、生まれて初めて動いているSL見たよ。
銀河鉄道999」の大ファンである俺様は、
眼の前で煙を吐きながら汽笛を鳴らす本物に鳥肌立ちまくりだったぜ。

時間はお昼ちょい前。
まずは腹ごしらえじゃーい!


線路沿いに少し歩いたところにポツンとある「きっかぶ」
ここは焼きそばの店である。


店内に入るとオバちゃんが1人でせっせと焼きそばを作っている。
「焼きそば」は量が違う400円、600円、800円の3種。
それとは別に「きっかぶ焼き」というのが300円で売られている。
俺様は600円の「焼きそば」「きっかぶ焼き」を注文した。
出来上がりまで時間がかかるが、
「今日は天気が良くてよかったね~」とか「キャベツは栄養があるんだよ」とか、
人柄の良いオバちゃんが色々と話しかけてくれる人情派の店だ。
はぐれ刑事人情派。


栃木県日光市出身の漫画家・福地翼先生も来ているみたい。

 

さて、俺様の焼きそばが出来上がった。
「わざわざ見つけて来てくれたから、初めての人にはサービスだよ」
目玉焼きを乗せてくれた。
いまイートインは中止していてテイクアウトのみ。
「外で食べるスポットは大吊橋がいいよ」とオバちゃんが教えてくれた。
うん、そこ行ってみよう。

 


これが鬼怒楯岩大吊橋
眺めながらランチタイム。
(近くにベンチがある)

 


まずは「焼きそば」。
600円で結構な量。
やはり目玉焼きが嬉しい。
キャベツもたっぷりの王道な焼きそば。
次々と口の中に放り込みたくなるやつ。
味はシンプルでベーシックだけど、
オバちゃんの人柄で旨味もアップしている気がする。

 


そして「きっかぶ焼き」。
いわゆるお好み焼きの部類だけど、
生地が凄く厚い!
オバちゃんの話だと、これ作るのに40分かかってるらしい。
生地厚くするために焼き重ねてるのかなぁ?
めちゃめちゃ腹が膨れた。
次は橋を渡ってみようか。

 


絶景なり。


橋から下を覗くとライン下りの船が凄い速さで流れていた。


名勝「楯岩」を登っていく。


雰囲気のあるトンネルが楽しい。
トンネルを抜けて階段をひたすら登る。きつい・・。
そして行き着いた先には・・。


ズコー!
(この鐘しかない上に故障中)

 

道を引き返して、今度は逆側に進んでみる。
進んだ先には「古釜の滝」という癒やしのスポットがあった。

 

大吊橋を再び渡り、今度は川沿いに上流へ歩いてみた。
2~3km歩いた頃、ロープウェイを発見。


せっかくだから登ってみる。

 


そこには「おさるの山」があったぜ。


おさるたちは売店でオヤツを買った人を的確に察知。
オヤツの人が近づいてくると手を出して催促するのであった。

 

それにしてもノドが乾いた。
もう生ビールを飲まないと何も考えられない。
そこで駅前に戻って、生ビールを補給。


なんとか命を取り留めた俺様。
陽も沈みかけているのでディナーとシャレ込みたい。
俺様は予め調べていた店に向かう。
そこは栃木の名物が一通り食べられる店らしかった。
駅前から2kmぐらい歩いて開店時間に店の前に到着。
だが時間が過ぎてもまったく暖簾を出す気配が無い。
そこで電話をかけてみる。
「えっと、今日は定休日じゃないですけど、オープンしないんですか?」
「今日はやらないんですよー、すいませーん」とオバちゃんの声。
俺様はリアルに店の前で両膝をついたorz
再び2kmぐらい歩いてディナーを食べれる店を探す事に。
疲れも空腹も限界に達した頃、見つけた店に飛び込んだ。

 

まずはビールで喉を洗う。


疲れでゴクゴク入る。
ここは「屋台屋たかなみ」という店で、屋台風の内装が特徴みたい。
メモ用紙がテーブルに用意されてて、注文がある場合はこれに書いて渡す。


お通しは「あさりバター」。なかなか良いチョイス。

 


続いては「馬刺し」を頂いた。
にんにく味噌をつけて食べるの珍しい。
そして美味い!
今度から馬刺しは味噌で食べたいと思う。

 


次は「豚のにんにく焼き」
生姜焼きに限りなく似てたけど、普通に美味い。

 


ねぎまを塩で。
焼き鳥も普通に美味い。焼き方丁寧だね。

 


そして「ササミチーズフライ」
これウマー。
どの土地でも食べられるメニューだけど、
この流れにベストマッチ。

 


最後は「明太おにぎり」でフィニッシュ。
うん。良いチョイ呑みだったぜ。
赤羽で呑んだみたいな感覚だったけどw

 


この後はホテルで部屋呑み。
純米吟醸おりがらみ 菊の里」
シュワシュワで超フレッシュな良い酒!

 

鬼怒川には7体の鬼の像が点在している。
これらを探して散策するのも一興かと思うぜ。

あ!1体足りない!!