俺様はこの日、栃木県の日光を散策する事にしたんだぜ。
日光と言えばやはり日光東照宮を目指さないわけにはいかないだろう。
東照宮までは参道を延々とまっすぐ登れば到着する。
道中、こんな公衆電話も発見。
この橋が見えてきたらゴール。
そのまままっすぐ進み、社寺敷地を登っていこう。
鳥居を潜ってすぐのところに「五重塔」。
東照宮には石灯籠がよく立ってるんだけど、
これがとても絵になるんだなぁ。
こちらも有名な「見ざる聞かざる言わざる」。
あまり知られていないと思うが、
この三猿以外にも猿はいる。
彼らにも「~ざる」の名前をあげてください!
こちらは「陽明門」。
門を潜ると、天井に龍の絵が描かれており、
その目がずっとこちらを見ているように見えるという。
門の装飾も素晴らしいなぁ。
「思ったより小さい」で有名な「眠り猫」。
ここを抜けた先には207段の石段がある。
みなさんヒィヒィ言いながら登っている。
「あと5年経ったらもう登れる体力無いな・・」と呟く人もいる始末。
この先には徳川家康公の墓所があるのだ。
謎を解くとどこかの扉が開きそうだぜ・・。
こちらは御本社に通じる「唐門」。
このデザインも素晴らしい。
この「御本社」と陽明門の向かって左にある「本地堂」は写真撮影禁止。
「本地堂」は顔の下で柏手を打つと龍が鳴く不思議な天井絵があるぜ。
207階段を下りてきたあとに、ここで説明を聞いていると、
あまりの疲労に倒れる人もいるらしい。
この日も境内にサイレンを鳴らして救急車が入ってきていた。(^_^;
一通り参拝したので、来た道を戻る。
向かってきたときには発見できなかった板垣退助像なども目に入る。
板垣死すとも自由は死せず。
死せる孔明生ける仲達を走らす。
そろそろ腹が減ってきた。
このあたりは「ゆば」が名物で、
ゆば料理を出している店も参道にいくつか見つかる。
その中で「全」という店を選択。
満席だったが、名前を記入して呼び出しを待つこと30分。
2階席に案内された。
俺様が注文したのはコチラ。
メインがこの「和牛と山葵の湯葉巻」。
いわゆる牛肉巻寿司?
これを醤油ではなく、豆乳に鯛出汁を合わせたつけダレに浸して食べる。
山葵をのせるのも忘れずに!
まずは口の中に湯葉と酢飯の繊細な味わいが広がった後に、
肉のジューシーな旨味が追ってくる。これは美味い!
「湯葉の刺し身」はそのまま食べる。
こちらは湯葉の品質を直接確認できる食べ方だね。
当たり前のように美味いぞ。
副菜として3種の小鉢、自家製たまり漬け、バイ貝の旨煮、
葉唐辛子と昆布の佃煮、生のりの赤だし・・といったものが並ぶ。
料理を楽しむ時間を与えてくれる品々だ。
もちろん、少しずつ料理を進めながら日本酒で整える。
選択した日本酒は「黒姿純米吟醸 生原酒」。
澄んだ飲みやすいお酒で、湯葉料理にピッタリ。
最後は「生湯葉ぜんざい」でフィニッシュ。
もうこれ・・ぜんざいというよりプリンだぜ・・。
美味すぎる・・。
たいへん満足のいくランチであったが、
アルコールがまだ少し足りないと思った俺様。
なんとこの店の2軒隣りにクラフトビールの店があるではないか!
最高かよ、日光。
用意されていたのは
ブラウンブラウン、白夜、ゆずのビール、ペール・サイモン、黒いビールの5種。
俺様はペール・サイモンを選択した。
(ポール・サイモンじゃないぞ)
こちらは酸味のある柑橘系のビールだね。
充実した一日を振り返りながら喉に流し込むクラフトビール。
ええやんええやん。
ガーファンクル。