ときおり聞こえてくる「唐揚げにレモンかけるかけない論争」。
俺様は論点がズレていると思う。
かけるかけないの話をするならば、
「かけた方が好き」という人もいれば、
「かけない方が好き」または「かけても変わらない気がする」という人もいる。
好みの問題なので「人それぞれ」で終わる話である。
俺様が思うにこの問題は、
「他人が絞ったレモン汁がかかった食べ物に抵抗が無いかどうか?」
だと思う。
俺様は抵抗がある。
絞る相手はおっさん。
トイレ行ってもたいして手を洗わず出てくるような人物。
風呂にもあんまり入っていないから、脂ぎって指がテカっている。
なんなら今さっき尻に手を入れてボリボリ掻いていた気がする。
そんなおっさんがレモンを雑に掴んで、
ギュゥーーーッと唐揚げ全体に絞りあげる。
あー、指がレモンの果肉にも触れちゃってるよ・・。
きっとおっさんの指垢がレモン汁に溶け込んで、
唐揚げ全体がおっさん味に侵食されている。
そうなったら俺様はもうそれを口には出来ない。
唐揚げが残飯に見えてくるのだ。
だが、おっさんは悪くないと思う。
おっさんにはおっさんの生き方があるのだ。
これは店側の怠慢だ。
なぜみんなで食べるものなのに、
代表者一人が指で直接掴まないと絞れないように提供しているのか?
醤油とかソースのように、素手を使わずに絞れる容器に入れるべきなのだ!
そんな店側の怠慢を「論争」などという客側の争いにすり替えてはならない!
ジークジオン!