遠征してでも食べたいプレミアランチ(39)「アジ好きですか?」

プレミアランチ。
そこでしか食べられないオンリーワンなランチ。
そんな遠征してでも食べたいランチをご紹介。

今回の場所は練馬
「アジ好きですか?」というお店。


アジフライ専門店だ。
開店時間前に到着するが、すでに店の前には待っている人がいる。
店頭のボードに名前を書いて俺様も待つ。
回転があまり良くない様子。
1時間経過してやっと俺様、店内へ。
狭い店舗で、テーブル席2卓、カウンター4席。最大で12人入れる店だ。
俺様の注文は「アジフライ食べ比べ定食」「アジ南蛮漬け」
そして「生ビール」だ。
注文を受けてから揚げる。
やがて揚げたてでやってくる。


アジフライは2種類。どちらも黄金アジ
黄金アジとは名前の通り、黄金色のアジで、
栄養豊富な浅瀬に棲む、あまり回遊しないアジなんだそうだ。
店主の故郷である千葉で穫れたものを仕入れているらしい。
で、この2種類の違いは揚げ方。
黒い方は高温でサクッと揚げたもので、
白い方は低温でじっくり揚げたもの。こちらは独自製法で揚げているらしく、
「プラチナアジフライ」という名称がついていた。
そして、色々な食べ方も提案してくれている。
塩、おろし山葵醤油、タルタル、ソース。
およそ世の中にある全てのアジフライの食べ方を試せるようになっている。


まずは黒い方のアジフライを何もつけずにいかせてもらう。
サクッ・・ときてフワッ・・
劇的に美味いーーーーっっ!!!
なんじゃこのアジフライは!?
俺様が今まで食べたアジフライも不味くは無かったが、
根本的にクオリティが違う。
アジの身が甘いんだよ!
凄い・・。
これは魚自体の品質が違うのか、揚げ方や下処理に何か秘密があるのか・・。
漁港で食べたアジフライでもここまでのものは無かった。
人生で一位。
そして白い方のプラチナアジフライ。
こちらの食感はフワトロ
もはやフライじゃない。なんだこれ。美味すぎるだろ。
それぞれ2切れずつしかないから、大事に大事に色々な食べ方で試していく。
もちろんライスとも合うし、ビールと一緒に食べれば絶品のツマミになる。
このアジフライで無限に食べ続けながら酒呑みたいよー。

 


南蛮漬けは普通の南蛮漬けだったけどね。
黄金アジのポテンシャルを発揮する最大の手法がフライなのかも知れない。
こんど来た時は「なめろう」を試してみるねー。

あー、幸せなランチだった~。