カレー番長への道 ~望郷編~ 第338回「極哩 高田馬場店」

今回は高田馬場「極哩 高田馬場店」でカレー修行だ。
ここは高田馬場駅から早稲田通りを進み、途中で一本路地を入ったところにある。
実はこの店のすぐ先にある「プネウマカレー」を目指していたのだが、
その手前にこの店を見つけた。
俺様はこういう偶然の出会いを大切にする。
「プネウマカレー」は近いうちに訪れる事にして、
今回は「極哩 高田馬場店」に吸い込まれるぜー!ゴクリ。

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店内はバーの間借りらしい。
若き女子二人で切り盛りしていた。
この「極哩」という名前、なんか聞いた事あるな~と思っていたら、
どうやら都内に4店舗営業していた間借りカレーだったらしい。
だがコロナ禍の影響で飯田橋にあった本店以外は閉店。
さらに飯田橋店も閉めて、この高田馬場に移ってきたんだとか。

 

カレーは3種。
うち2種は3~4日で変わっていくらしい。
そして1種はそれらのカレーと合わせる事を目的としたカレーとのこと。
この日のカレーは
「アオサと鯖の出汁カレー」「鰹出汁の葱味噌チキンキーマ」「カレーライス」
というラインナップ。
「3種盛りが人気です」との事で俺様は即決で「3種盛り」を注文。
さらに土日限定トッピングとして
「ラムと豚バラ先軟骨の煮込み」
「タマリングとカシスの桜海老ココナッツ シマチョウ炒め」が各400円であったので、
煮込みの方を追加注文。
やがてカレーがやってくる。

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うわー、見るからにデラックス。
白い器に入っているのは煮込み。その隣が「アオサと鯖の出汁カレー」。
手前の右側が「鰹出汁の葱味噌チキンキーマ」、
左がノーマルカレー。
隙間を埋めるようにサラダ、カボチャのムース、ほうれん草炒め、
紫キャベツの酢漬け・・など、色々と副菜が詰められている。
そしてその向こうにライスが2種類!
様々な創作カレーを食べてきたけど、ライスを2種類つける店は珍しいよ。

さてまずは「アオサと鯖の出汁カレー」から。
これはサバ感が強い!
魚出汁スープだねぇ~。
「鰹出汁の葱味噌チキンキーマ」も出汁の味わいが凄い。
大阪系カレーの店なんだろうか?
ノーマルカレーはいきなり方向性の違うジャパニーズカレーのアレ。
え?なんで?と思ったけど、
試しに「鰹出汁の葱味噌チキンキーマ」と混ぜて食べてみたら、
不思議な味わいに変化。
あー、そうか。最初に言われてたけど、
出汁カレーに混ぜるための欧風カレーなのね。
確かに変わってる。
でも鯖カレーには合わない。というより欧風が負けて消えちゃう。
それにしても煮込み美味っ!
まあ、これはカレーじゃないけど、
一晩中煮込んだというラムと豚バラ先軟骨がトロトロのホロホロ。
うわわわ~、これをツマミに酒飲みたいわ~。

次にこの店に訪れたときはまったく違う組み合わせのカレーになっているんだろうね。
こういう店が近所にあったら、毎週通っても飽きないだろうなぁ。
メニュー考える方は大変だろうけども。