アレスタ
(コナミ)
1988年7月23日/MSX2/縦シューティング/6800円
当初はMSX向けにコンパイルが開発し、
ポニーが販売した「ザナック」の続編を開発しようとしていたところ、
コンパイルの自社ブランドとして「ザナック」の名称が使えないという事になり、
「アレスタ」が誕生した。
まずセガマークIII向けにオリジナルの「アレスタ」がリリースし、
それを強化移植したのがMSX2版の「アレスタ」である。
環境維持コンピューターDIA51
COMPUTER ALERT!!
もう、レイったらおそいよ。
何分待ったら‥
ユリィー!!
ユリィ‥‥
くそぉぉっ、ゆるせねえーっ!
たたきつぶしてやる!
エマージェンシーオペレーション
アレスタ緊急発進!
レイワイゼン出ます!
オープニングとエンディングはマークIII版には無く、
MSX2版で追加になったもの。
8方向移動とショットボタンのみのシンプル設計。
ショットはノーマルショットとARMショットの2種類が同時に発射される。
「S」というカプセルを取り続けるとノーマルショットが強化。
最大でショットが4列になって正面に飛ぶ。
数字の描かれたカプセルを取ると、
その数字に対応したものにARMショットが切り替わる。
数字は1~8まである。
ARMの中には前方をガードするだけのものなどもある。
ARM装備直後にカウントが始まり、カウントが0になると解除される。
敵や敵の弾はARM攻撃でしか破壊できないものがあるので、
カウントが終わる前に次のARMに載せ替えるのが基本的なプレイスタイルだ。
ARMを使えば敵の出す弾もほとんど消す事が出来るので、
敵の正面に入って登場する敵を出来るだけ排除していくという
横綱プレイがアレスタの魅力であり、気持ちの良いところだ。
ボス格のやつが登場すると、スクロールが止まってタイマン勝負。
ステージ1では3ヶ所のボスを倒すとクリアだ。
ちなみにこの高層ビル群のステージはMSX2版オリジナルで、
マークIII版には無かった追加ステージである。
ステージ2。
ステージ3。
このあたりから敵の出現数や攻撃が激しくなり、
処理落ちとチラつきが厳しくなっていく。
ステージ4。
ステージ5。
ステージ6。
ステージ7。
ステージ8。
最終ステージもMSX2版で追加されたもの。
タイルが少しずつ剥がれていき、
その裏から最終ボスが出現。
YOU WON.
YOU DESTROYED ALL THE ENEMIES.
AND YOU ARE GOING BACK TO THE BASE,
MAIN PROGRAMER
SHIZUKA NO KUNNY
ASSISTANT PROGRAMER
POCHI NAKAMORI
JEMINI HIRONO
GRAPHICS
JANUS TERAMOTO
ZASH SUEYOSHI
HYOHJU MU-
SOUND
MIYAMO
SHANTO
SHIN-KUN
本作はMSX MUSIC(FM音源)対応ソフト第1弾であり、
BGMもなかなかに印象的だ。
特に1UPしたときのジングルは記憶に焼き付いている。
テンテテレレテテレ~♪