アスレチックランドゲーム

子供の頃に色々持ってたオモチャ。
自分では捨てた記憶は無いのだが、ほとんど残っていないのはどうした事か・・。
親が俺様の知らないうちに捨てていたと思われるが、
そこで思い出されるのは泥棒同級生の存在だ。
ある日、クラスでたいして仲良くしていなかったK君が、
「帝王君の家で遊ぼうよ」と言ってきた。
そんなに仲良くないのにおかしいな?と思っていた。
その日、K君はやってきて俺様の部屋で遊んで帰った。
あとで俺様の母親に聞いた話では、
K君はポケットに俺様のオモチャを詰め込んで盗んで帰っていったらしい。
どうりでそれから一度も俺様と遊ぼうとしなかったはずだ。
そう言えば中学のときに遊びに来てサイフの金盗んで帰ったやつもいたな。
もしかしたら俺様のオモチャは彼ら窃盗犯の手によって
かなりの数が俺様の手から離れていったのかも知れない。
だが俺様は彼らに感謝している。
純真無垢な幼少期に彼ら小悪党の被害にあっていたおかげで、
かなり用心深い人間に成長できた。
大人になってから今まで、詐欺にあったり、財産を騙し取られたり、
借金の連帯保証人にされたりといった目にはあっていない。
サンキューな。

閑話休題
今回はそんな闇深い話をしたいわけではない。
子供の頃に楽しんだオモチャには、その頃の記憶が刻まれている。
ゲームや漫画でもそうだが、あれから何十年も過ぎた今、
再びそのオモチャに触れる事は意義深いと思う。

さて、今回俺様が購入したのはコチラ。


アスレチックランドゲームだ!

時間がせま~る♪
気は焦るぅぅ~♪
思うようには~いきませ~ん~♪
こんなはずでは無かったにぃ~!

というCMソングを覚えている人はいるだろうか?
何度か再販されていたようだが、
近年では海外版しか手に入らない期間が続いていた。
ところが先日、タカラトミーから再販が決定!
俺様は子供時代に失ったこれを再び手に入れるため、
さっそく購入した。

 


様々なギミックを通過させて、
パチンコ玉をゴールまで運ぶゲームだ。
タイマーがついていて、タイマーが止まる前にゴールする。
複数人で遊ぶ場合はクリアタイムを競うのもいいだろう。


手前に各ギミックごとの操作キーがある。
ギミックは当時とまったく同じだが、タイマーのデザインと、
ゲーム全体の配色やシールなどが変えられている。
タイマーはゼンマイ式なので電池などは一切不要な完全アナログゲームだ。

 

では、実際にプレイしていこう。

 


まずはグラグラ橋。橋の角度を変えてボールを進める。

 


クレーンは磁石になっているので、
ボールをくっつけて池側へ移動。

 


池では2本のレーンを閉じたり開いたりして
ボールをコントロール

 


ボード全体の角度を変えて左側の橋へ。
右側に落ちないように!

 


足場をピョンピョンと跳ばしていく。

 


迷路の中を進める。
中が見えないのでルートをちゃんと考えながら角度を変える。

 


ロケットにボールを載せて最後のハンマー台へ。

 


最後はハンマーに収めたボールをゴールのゴングへ!


時間内にゴールを目指して遊び続けたんだけど、
これ幼児が遊ぶには難しすぎないかな(^^;
すぐ盤からボールが飛び出すぜ・・。
特に最後のハンマーは超ムズい。
幼児の頃に遊んだときは、
ハンマーは全然難しくなかったから、
当時とボールの重さが違う気がする。

あとボールが盤内に落ちた場合、
手前に転がり落ちてくる設計だが、
途中で引っかかって転がってこない事が多発。
まさに試練のようなゲームだぜ。
あきらめないチャレンジ精神を鍛えるには最適。
俺様が今のような立派な人間に成長したルーツを垣間見たぜ。