BE BALL
(ハドソン)
1990年3月30日/アクション/5200円
中華娘が操作キャラ。
さあ!戦いの始まりじゃ!
お前の持っている知恵と勇気で
謎の妖術師チューマンフーの野望を打ち砕くのじゃ!!
かわいい、かわいい、しもべども!
かるーく捻ってやりなさい!
一画面にステージが収まったアクションパズルゲーム。
この当時にしても、ちょっと懐かし構成。
(ナムコの「ロンパーズ」とかを思い出す画面構成だね)
画面内に赤、青、緑、黒のボールと、
同じ色のタイルが配置されている。
敵にぶつからないようにこのボールを
同じ色のタイルに移動させるとステージクリア。
操作は「ボールを転がす」と「ボールを投げる」の2つをボタンで行う。
ボールを投げると敵を一時的に排除したり、壁を壊したりする事ができる。
ボールの破壊力などは色によって異なる。
この「ボールを転がす」という操作が独特で、
正面に転がすだけでなく、バックも可能。
うまく敵の体当たりをかわしたり、タイルの上へ移動させるためには、
スイッチバックを多様する事になる。
ステージを進めていくとボールを凍らせて一定時間動かなくさせたり、
ボールの上に乗って転がせなくしたり、
ボールを持って移動してしまうなどの敵が登場。
タイム制限もあるのでボールに関わる敵はかなりイライラさせられる。
このゲーム、キャラクターが大きい分、通路が狭く感じるから、
遊んでいて息苦しさを覚える。
アクションパズルとしてはよく出来てるんだけど、爽快感に乏しいんだよね。
クリアボーナスのダイヤモンドを30個集めるごとに
ライフアップのボーナスゲームにチャレンジできるのだが、
ラウンドごとに違う種類のゲームが用意されていて凝っている。
全5エリア、計50ステージをクリアすると・・
秘宝の塔を取り戻したぞ!
うむ!よくやった。
これで全ての塔を取り戻した!
しかし、これからがチュウマンフーとの
本当の戦いじゃ!
よいか!お前に与えられるのは目の前にあるボール1つだけじゃ。
それを使って迫りくる敵を全て倒すのじゃ!
さあ!ゆけ!全力でぶつかるのじゃ!
いわゆるラストゲームは、敵にボールをぶつけて倒すやつ。
敵の種類が変わって何回か全滅させるとクリア。
ムムム!
こんなチビッコにしてやられるとは!
悔しいが俺様の負けだ。
しかしよく覚えておけ!
今度会ったそのときは
お前をコテンパンにしてやるからな!
それではさらばだ!
ガハハハハ
(まさかチュウマンフーと戦わずにゲームが終わるとは思わなかったw)
よくやったな!
本当によくやった!
世界は救われたぞ!
戦いの間にお前も随分と成長したもんじゃな。
またひとつ大きくなったな。
しかし、いい気になってはいかんぞ。
もっと修行をせねば。
さて、褒美をやろう。
雲で世の中を見てくるがよい。
さあ!自由に飛び回るがよい!
ワハハハハ
※苦労してクリアしたのに「いい気になるな」とか言われるエンディングw
STAFF!!
DESIGN
YUMI
BINBO!
SIMOTUMA
SOUND
N.IDE
PROGRAM
WAKKY
THANKS
MR.URA
HUDSON SOFT
THANK YOU!
TO BE CONTINUE
え?ゲーム2?
もう勘弁して・・。
このゲームは他にステージを2人同時プレイで楽しむモード、
「KICK BALL」というボールを蹴りあって相手のゴールに入れる対戦モード、
さらに自分でステージを作る事ができる「EDIT MODE」まで用意されている。
本作を開発したのはナウプロダクション。