美少女戦士セーラームーン
(マーバ)
1994年7月8日/ベルトスクロールアクション/8800円
1992年に放送が開始し、
1997年まで続いた大ヒットアニメ「美少女戦士セーラームーン」。
本作はそんな「美少女戦士セーラームーン」を題材にした
ベルトスクロールアクションで、
スーパーファミコンで発売された同名ゲームの移植である。
本作を発売したマーバという会社は、
アメリカのマテル社とバンダイの合弁会社である。
タカラと業務提携を解消したマテル社が、
バンダイと新たに業務提携をして
バービーを日本で売るために作られた会社だと思うが、
なぜかメガドライブソフトの販売も4本担当していた。
開発はスーパーファミコン版と同じアークシステムワークス。
ゲームスタート時に5人のセーラー戦士から操作するキャラを選択。
ここで選ばなかったキャラクターは、
ゲームクリアまで一切登場しない(^_^;
ゲームは画面右へと進んでいくオーソドックスなベルトスクロール。
エレベーター面などよくあるギミック以外は特に独創的な仕掛けは無い。
打撃ボタン、ジャンプボタン、必殺技ボタンの構成。
敵に接触すると掴む事ができ、そこから打撃ボタンで投げ技を使う事ができる。
また、キャラごとにコンボ打撃やコマンド技がそれぞれ設定されており、
それらを理解して遊ぶとキャラ別に特徴ある遊び方が出来て面白い。
必殺技は各キャラ3種類用意されており、
攻撃ボタン溜め、必殺技ボタン、コマンド+攻撃ボタンで設定されている。
登場するザコキャラを全滅させると
少しずつステージの先へスクロールできる仕組み。
ザコキャラは画面外へと飛ばされると、
なかなかフレームインしてくれなくてイライラする。
ステージの端まで辿り着くとボスキャラとの対決になるのだが、
ここでタキシード仮面が登場・・するのだが、
決めゼリフを言ったあとに立ち去ってしまう(^^;
ちょっとぐらい助けてくれよ・・w
(一応、タキシード仮面の残したバラを拾うと回復するけど)
ステージクリアすると成績が表示される。
このゲームはセーラー戦士のドット絵がとてもよく描けていて、
様々なアクションを試すだけでも楽しい。
キャラごとにご紹介していこう。
セーラーマーズ
全6ステージなのだが、難易度を「むずかしい」にしないと
ステージ6のダークキングダムに入れず、
最終ボスの「クイン・メタリア」には会えない。
俺様は難易度「やさしい」でプレイしたのだが、
ステージ5のボス「クイン・ベリル」を倒したあと、
エピローグもなんにもなくすぐにスタッフロールが表示された。
プロデューサー
もちづき かつみ
プログラマー
わたなべ ゆきお
いけうち はるよし
はやかわ よしき
こくめい
きかく/プレイヤーデザイン/ビジュアルデザイン
おかもと みちと
エネミーデザイン
さだもり こうき
マップデザイン
ゆきの かずや
さだもり こうき
エフェクトデザテン
なかむら としろう
まつもと つよし
おはら のぶゆき
ふじた じゅんいち
シナリオ
おはら のぶゆき
サウンド
はた あき
スペシャル・サンクス
ささき しげのり
パワー しおち
ぬまた ゆきお
えむ・てぃー
さいとう しゅういち
さいとう こうじ
たむら たけし
さとう あつし
わだ やすゆき
いのう ようこ
やはり選択キャラしか登場しないのは寂しい。
セーラームーンは原作ではチーム行動だからね。
スーパーファミコン版では2人同時プレイが出来たみたいだが、
メガドライブ版は1人用のみ。
スペック的にカットされた事が想像されるが、
せめてプレイ中に登場するなり、一時的に一緒に戦ったりして欲しかった。
コンティニューのときにキャラを変えらない仕様も謎だ。