発売元:アスキー
発売時期:1985年4月
定価:6800円
機種:PC8801
~紹介~
本作はアスキーブランドで工画堂スタジオが最後に開発したゲームになる。
このあと自社ブランドタイトル第一弾
『コズミックソルジャー』をリリースする事になるのだ。
アスキーは当時、
「新しいメディアのフロッピーディスクでゲームソフトを供給しよう」
というコンセプトで、
「ディスクウェアシリーズ」というラインナップを展開していた。
本作はそのシリーズ後期の作品となっている(最終作がどうかは不明)。
(ちなみに同シリーズには有名な『Emmy』などがある)
Hellow!マリアンです。
バースディは11月17日のAB型よ。
趣味はジャズダンスとラケットボール。
汗かく事が好きなの。
映画もよく見るわ。
一端の評論家ぶって批評するのが大好き。
ファッションは細かいことに気を使ってるの。
ネクタイとかブレスレットとかね。
それからあたしね、すごーい美食家なのだ。
食べ物にはちょっとウルサイの。
今一番気に入ってるのが仔牛の赤ワイン漬けブラウンソース煮。
自分じゃ料理は作らないわ。
あたし食べる人。
「調子が良くてドライだ」ってよく言われるけど、ヒドイわよね?
あたしはただ誰とでも仲良くしたいなって思っているだけなのに。
まぁ人に対して口うるさいのは認めるけどね。
それから凄い気分屋で飽きっぽいのよね。
まさに現代っ子なのよね・・。
こんなあたしでもカワイイって言ってくれる人、いないかしら。
ゲームをスタートすると、ターゲットとなる女の子がガッツリと自己紹介してくるw
本作はこの女の子を脱衣させるアクションゲームだ。
マリアン以外に3人の女の子がいるようである。
~解体~
固定画面タイプで、迷路上になった建物の中を4方向に移動する。
そこで全裸の女の子が逃げまわっているw
そんな女の子を袋小路で捕まえるとステージクリアとなり、
服を少しずつ脱いだ1枚絵を見る事が出来る。
しかし迷路内には警備員がいる。
色違いの警備員はそれぞれ同じ色のカギを持っているので、
その色の扉を通過できるようだ。
スペースキーを押すとその場所に痺れ薬を置く事が出来る。
警備員が痺れ薬を踏むとしばらく気絶する。
その間に警備員からカギを奪う事が可能。(カギを奪うと数秒加速する)
カギを持っていればプレイヤーも同じ色の扉を通過出来るようになる。
ただし痺れ薬は一度に一個しか置けない。
他の場所に置くには回収する必要がある。
このようにして女の子を追い詰めるのだが、
女の子はどの扉も通過出来るのでなかなかやっかいだ。
しかしルールがシンプルなので何度も挑戦したくなるゲームだね。
脱衣画面では「がんばったわね・・ボーヤ」などと
上から目線のメッセージも表示されるw
さっきまで全裸で逃げまわってた女の子とは思えん!w
ちなみにパッケージに書かれている設定は以下の通り。
無邪気でいたずら好きな深窓の令嬢達が、
サラリーマンの息子である君にヌードを披露してくれるという。
そのためには、
大きな迷路になっている部屋の中を逃げ回る彼女達をつかまえなければならない。
しかも、4人の屈強なガードマンが君の行く手を阻むのだ。
君は見事彼女達をつかまえて目的を達する事が出来るか?
~MEMO~
■フロッピーディスク1枚組
■プログラム言語 BASIC + マシン語
■パッケージは外国人によるグラビア写真を起用