今日のチョイ呑み(254)「京ちゃばな FC姫路店」


「京ちゃばな」は創作お好み焼きをコンセプトとした
昭和五十一年に京都で創業したお好み焼き店である。
なぜ姫路に来て京都発祥のお好み焼きを食べるのか?
まずはその経緯を説明せねばなるまい。
姫路最後の夜。食べ残したご当地グルメとして
「どろ焼き」「姫路ちゃんぽん」というものがあった。
「どろ焼き」とはもともとたこ焼きを鉄板で作ろうとしたのが始まりで、
お好み焼きともんじゃ焼きの間のような料理。
「姫路ちゃんぽん」は中華麺とうどん麺をミックスした焼きそばのこと。
どちらも姫路発祥らしい。
この2つが食べられる店をオープン時間に訪れたのだが、開店と同時に満席。
何軒かにフラれた上で、
「姫路ちゃんぽん」が食べれるらしいと検索されたこの店に辿り着いたわけである。

 


まずは「だし巻き卵の鉄板焼き」
トロトロのうちに鉄板にのせられるから、
アツアツの半生状態で食べられるのが一般的な「だし巻き卵」とは違う点。
鉄板焼き屋ならではの食べ方だね。
めちゃめちゃ美味い!

 


続いては「ホルモン焼き」
これも鉄板でアツアツのまま食べれるから、
ホルモンがベストな状態で口に運ばれるんだなあ。幸せ。

 


いよいよ来ました「姫路ちゃんぽん」
もう見るからに美味そうだろ?
ちゃんぽん麺に目玉焼き、かつお節、天かす、キャベツ、シーフード、
紅生姜、万能ネギが乗る。
全体を混ぜて食べると口の中がパラダイス銀河
太さの違う麺が食感に深みを出しているねぇ。
あっぱれ!

 


最後にこの店の名物だという創作お好み焼「トマトお好み焼き」を頂く。
トッピングは「牛すじ&コンニャク」だ。
ん?待って。
お好み焼きにしては随分とドロっとしてるよね?
もしかしてこれ「ドロ焼き」なの!?
真相を聞くチャンスは無かったが、これがまた滅法美味い!
お好み焼きにトマトがめちゃめちゃ合うんだなコレ!!
結果、何食べても美味い店でした。あっぱれ。
飲んだアルコールは生ビール2杯にメガハイボール2杯。
鉄板の熱で思わずゴクゴク行っちゃいましたよ。
それにしてもこの店舗があるグランフェスタ6番街という地下街。
呑兵衛向きの魅力的な店舗がたくさんあるじゃあないの。
また姫路に来る事があったら掘り下げたいなあ。