遠征してでも食べたいプレミアランチ(58)「正宗隆江猪脚飯」

プレミアランチ。
そこでしか食べられないオンリーワンなランチ。
そんな遠征してでも食べたいランチをご紹介。

池袋をブラついていると油そば「油楽道」の2階に新しい店舗ができている。


「正宗隆江猪脚飯」と書かれている。
まさむね・・・いや、読めない。
店名はよくわからないが、
店前の写真などを見ると「豚すね肉ご飯」がメインの中華系の店らしい。
謎が多いほど面白い。意を決して2階の店舗へ。
(どうやら3階も席があるらしい)
2階は窓際のカウンターとテーブルが2卓。
先客は2組で、どちらからもマシンガンのような中国語が聞こえてくる。
現地の味をそのまま味わえる系の店っぽいなぁ。

メニューを見るとやはり「豚すね肉ご飯」がメインで、
それに別の肉メニューを盛り合わせる事も出来るようだ。
広東チャーシュー、肉巻き、モツの煮込み、広東ソーセージ、
豚スペアリブ、蒸し鶏の細切り、蒸し鶏といった種類があった。
俺様は蒸し鶏との盛り合わせを注文
ソースが「激辛」「唐辛子にんにく」から選べるのだが、
「激辛」は品切れという事で「唐辛子にんにく」が運ばれてくる。

 

そしていよいよ「豚すね肉ご飯」が到着。


白米の上に具材が乗っている。
手前が豚すね肉。みるからにトロトロ。
奥が蒸し鶏蒸し鶏用のねぎ塩ダレもついてきた。
その他は豆、高菜、青菜、ゆで卵という組み合わせ。
まずはそのまますね肉を食べてみる。
うわわわわ、やっぱりトロトロ~♪
脂の旨味がライスを欲する。そして八角の香りが口の中に広がる。
すね肉でもまったく臭みを感じない。
さらに「唐辛子にんにく」ダレを混ぜてみると、
もうライスが止まらなくなる。これは日本にはなかなか無い現地の味だわ~。
蒸し鶏は美味いけど、これ骨ごと蒸された鶏で、見た目ほど食べる部分が多くない。
次回はチャーシューやソーセージにしようかなぁ~。
最後は全体を混ぜ混ぜして一気に掻っ込む。幸せだぁ~。
調べてみたら、これ広東省のローカルフードみたいだね。
お会計は1880円。単品にしてはなかなか良いお値段。
現地では庶民の味でも、日本で再現しようと思ったらコストが上がるのかもね。
お会計をしようと思ったら店員さんがいない。インターフォンみたいなので呼ぶと、
しばらくして2階に店員さんが上がってきた。
俺様が会計を済ませて店の外にいると、
先程の店員さんが慌てて1階の油そば店の厨房へ入っていった。
ワンオペならぬ、1/2オペかよ・・。
無茶しやがる(^^;