カレー番長への道 ~望郷編~ 第403回「カツカレーのジャイアン」

今回は新静岡にある「カツカレーのジャイアンでカレー修行だ。


「アダルトビデオ黒猫」という看板が目印だ。
というのもこのカレー屋さん。
アダルトショップの居抜きで営業している店なのだw


オープン時間の11時半前に到着したかったが、
静岡駅から思ったより離れており、
ようやく店の前に来たのが11時50分だった。
店の前に4組ほどが並んでいた。
俺様は列の最後に並んで待つ事に。
それにしても1組が店内に入るまでが長い。
どうやら回転の悪い店のようだ。
店内に案内され、俺様が席に座れた頃には12時40分になっていた。
だいたい1組が入るのに10分てところか。
店内は思ってた以上に狭い。全9席。
そして店主のジャイアンさんがワンオペで回している。
忙しそうだ。
そりゃあ回転も悪くなるさ。

 


内装は亀甲縛り風になっているw

 


メニューは一種類のみ。
黒板に内容が書かれているが、白一色なのでイマイチわかりづらい(^^;
ジャイアンさんに説明を聞くと、トッピングの内容は変わらないが、
4種あるルーのうち1種のみかけられているのが1000円。
全てのルーが合盛りされている「サービスのS」が1300円。
それらがデカ盛りされた総量1kg越えの「満足のM」が1500円とのこと。
俺様は「サービスのS」を注文した。
ジャイアンさんがカレーを作っている間、カルピスを飲んで待つ。
(カルピス原液と水が用意されている)

 


トイレを借りたらジャイアンが書かれていた。
剛田武への愛が強い。

やがてカレーがやってくる。


ワンプレートにギッシリと詰め込まれており、ビジュアル的インパクトが強い。
カレーはナスカレー、牛すじカレー、ポルベッティ(肉団子)カレー、鮭かすカレー。
とんかつはロースバラの2種。
副菜は発酵高菜としらすアチャールパクチー、水菜とオニオンスライスのサラダ。
米はターメリックライスで上に目玉焼きがのっている。
福神漬ものっている。
まずカレールーから食べ進めて思ったのだが、
予想に反して本格的なスパイスカレー!
バカ盛りで力押ししてくるオーソドックスな欧風カレーを想像していたから
嬉しい裏切り。
いや、このカレー純粋に美味いよ!
牛すじカレーには生クリームがかけられている。
4種のカレーがそれぞれ別々の個性を出していて飽きさせない。
鮭かすカレーはホワイトソースっぽくなっていて面白いアプローチだ。
そしてカツも美味いんだなぁ、これ。
スプーンですくうたびに違った景色が見える楽しいプレートだし。
1時間並んでも惜しくないカレーだった。
そして店主ジャイアンさんの人柄も良さそう。
ずっと「無理しないで下さいねー、量多かったら残して下さいねー」
と気を使ってくれていた。
いい店。
次回来る事があったら体調整えて「満足のM」に挑戦しようかな?


お会計はセルフサービスw


牧歌的でいい店。

 


店を出たら完売していた。
確実に食べようと思ったら早めに来るのが良さそう。