カレー番長への道 ~望郷編~ 第395回「徳川膳武」

今日は東新宿にある「徳川膳武」でカレー修行だ。
最寄り駅は東新宿駅だが、自分の場合は大江戸線に乗り換えるのは不便なので、
新宿駅から歩いて向かった。徒歩20分ぐらい。
新大久保駅から歩いても同じぐらいの距離かも。

 


途中、予約2年待ちの焼肉を売っている自販機を発見。
すげー!超時短じゃん!!


ミートガチャをやってみたくなったけど、
生肉を長時間持ち歩くのもアレなので諦めた。

そうこうしているうちにやっと到着。


ビルの壁面にポツンと洞窟のように入り口が見える。
暖簾にも店名が書いてないから一瞬迷った。
(この奥にも別のラーメン屋があるし)

ここは「カレーつけ麺」の店である。


店の扉には「たぶん東京で一番おいしいカレーつけ麺あります」と書かれている。
凄い自信だ。これは期待が高まるぜ。
店内はカウンター5席のみという駅ナカ蕎麦屋のような狭い立地。
先客は3名だったので待たずに入れた。
券売機でメニューを選択する。
俺様は「カレーつけ麺(特盛)」「とろり温玉」「豚増し」をつける。
計1180円。
なお、カレーつけ麺の他には
ピリ辛つけ麺」「(ノーマル)つけ麺」という選択肢があった。
また、有料で辛味増しも出来るみたいだ。
太麺なので茹でるのに10分ほどかかるらしい。
やがてカレーつけ麺がやってくる。


麺のうえには追加した温玉がのっている。


「豚増し」のチャーシューはこのようにデカい塊でスープの中に。
スープの中にはメンマやネギが沈んでいる。
スープは熱め。

まずは温玉を混ぜずに麺をスープに浸して食べてみる。
おおっと、これはかなり魚粉濃いめのスープだ。
魚粉とカレーの相性は良いが、カレーは主役では無い感じ。
そして麺からけっこう小麦の風味が強く感じられる。
どうやらこの店の麺は焙煎麦芽を配合した特注麺らしい。
ここの麺だとあまりスープをたっぷりつけない方がいい。
魚粉の主張で小麦の風味が負けちゃう。
続いて温玉を崩して麺に混ぜ合わせて食べる。
うん、マイルドになってこの方が好き。
特盛なら温玉2つぐらいあってもいいかも。
チャーシューはインパクト十分だが、厚すぎて中心部は冷たい。
これは細かくブロック状に切って提供された方がありがたい。

特盛りの場合はスープのおかわりが1杯まで可能。
1/3ほど麺を消化したあたりでスープが無くなったのでおかわり。
最後はスープ割りを投入してフィニッシュ。
あ、このスープ、割ると魚粉が薄まって美味い。

満腹満腹。
とても美味いつけ麺だったが、
カレーを食べたという感じはなくて、
魚粉系に支配された食後感だな。
カレー風味のつけ麺。