バカ映画大研究(44)「エスパイ」


エスパイ
ジャンル:SFアクション
上映時間:94分
1974年東宝
監督:福田純
出演:藤岡弘
1974年12月28日公開

もしスパイがエスパーだったら…という設定のSF小説を映画化したもの。
国際的な大舞台スパイ映画にしようという意気込みは感じるが、
エスパイ”vs“逆エスパイ”という
内輪モメみたいな設定にしている事でかなりスケールダウン。
また、超能力バトルも表現力に欠けており、見応えが無い。
これなら銃やスタントで普通にスパイ映画撮った方がハデな気がする。
物語の展開も平坦で退屈。
加山雄三には緊張感が無い。(^_^;
挙句の果てに
「超能力は戦いの道具じゃない、愛だ」
なんて抜かしやがる。(-_-;
いやだって、それ否定したらこの映画の存在意義は・・。
エスパイのボス“若山富三郎”は
「愛か。愛が超能力のすべてか。」とか納得して炎上死w
そして流れる尾崎紀世彦『愛こそすべて』
確信犯だろ、コレ…(鬱)
結果、由美かおるが催淫剤を飲まされて黒人に服を毟り取られる
オッパイシーンしか印象に残らない映画だ(爆)

一説によると小説版とはまったく内容が違うらしいので、
原作者の小松左京先生ばかりを責めるのはやめようw
ちなみにヒロインのリンダ役は
(エクソシストの)リンダ・ブレアがキャスティングされていたらしいが、
原作者が由美かおるにしないと映画化させない」と条件を出したらしい。
おそらく由美かおるのオッパイが見たかっただけに違いない(爆)

 

 

警戒レベル:
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