バカ映画大研究(46)「デビル・ドール」


デビル・ドール
ジャンル:ホラー
上映時間:79分
1986年アメリ
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジョシュア・モレル
1988年7月30日日本公開

父親を亡くしたジョーイ少年は父親の霊と交信したり、
念じるだけで物を動かす能力があった。
ある日、ジョーイは悪魔が憑依した腹話術人形(デビル・ドール)を拾ってくる。
デビル・ドールはジョーイが父親と交信できないように色々と嫌がらせをしてくる。
(ポルターガイスト現象起こしたり、「電話の相手はパパじゃねーぞ」と言ったり)
最終的にはジョーイの同級生とともに
幽霊屋敷へとジョーイを誘い込んだデビル・ドール。
そこでデビル・ドールにかつてパワーを吸い取られた
腹話術師の霊が登場してアドバイス
「助かる方法が1つだけある。君があの世へ行く事だ。」
そしてあの世への扉が開く。
素直にあっちの世界へと行くジョーイ。(^^;
デビル・ドールは「あああああーーーーーっ!」絶叫して炎上。
なにこの超展開・・。

エピローグ。
崩れた幽霊屋敷の下から死体として発見されたジョーイは家のベッドへ寝かされる。
その時、玩具達が勝手に動き出した!
「ジョーイよ!」とガールフレンドの女の子。
高まる感動系のBGM!
玩具達が浮遊してジョーイの部屋へ!
母親達がそれを追って部屋へと入る!
カメラがベッドで寝ているジョーイに近づく!
BGMがますます盛り上がる!
ジョーイ!!
・・まさかのノーリアクションでエンドロールへ・・。
なんなのこのスカシは。(^_^;

 

脚本&設定が破天荒過ぎて(?)何がしたいのかよくわからない映画になっている。
その後、『インデペンデンス・デイ』や『2012』など
大作映画を排出しているローランド・エメリッヒ監督。
『デビル・ドール』を撮っていながら、その後の地位を築けたのが凄い!
この映画公開直後に干されてても不思議じゃないレベル(爆)

 

 

警戒レベル:
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