カレー番長への道 ~望郷編~ 第361回「カウケン」

今回は西川口にあるタイ屋台料理の店「カウケン」でカレー修行だ。


店内はカウンター5席しかない狭いお店
壁に貼ってあるメニューを見ると、
俺様の好きな「プーパッポンカリー」があるではないか!


これは食べねばなるまい。
そしてカレーがやってくる。


プーパッポンカリーとは渡り蟹と卵を使ったカレーのこと。
やってきたカレーを見て違和感を覚えた。
スプーンでカレーを探ってみる。
やはり・・。
ライスが無い。
ルーだけで1400円かー。
だが“郷に入っては郷に従え”だ。
タイではこのまま食べるのがセオリーかも知れん。
俺様はカレーを食べ始めた。
お?
おお!
このカレー、渡り蟹が甲羅ごと入ってる!
卵とカレーが絡まった甲羅を口に含み、チューチューと身を吸う。
うんまい!
今まで食べたプーパッポンカリーは、
蟹のほぐし身で作られていたけど、
こういう食べ方をしたのは初めて。
こっちが本格派なのかな?
プーパッポンカリーが蟹料理である事を思い出させてくれたぜ。
ピーマン、セロリ、玉ねぎといった野菜も後方支援。
特にセロリが良いアクセントになっている。
あまりに美味すぎて、物足りなくなり、
シンハービール追加で頼んじゃったよ(^^;

 

西川口の片隅で、プーパッポンカリーの真価に出会えた昼下がり。
勉強になりました。