「ウイングマン2 キータクラーの復活」シナリオログ


ウイングマン2 キータクラーの復活
(エニックス)
1986年4月/AVG/6800円

 

[あおい]:
みなさん今日はウイングマンの世界へようこそ。
これから、このゲームに出てくるみんなを紹介します。
私の名前は“ゆめ あおい”。
実はポドリムスっていう別の世界から来たの。
だから私にはディメンションパワーっていう不思議な力があるんだけど
今はあんまり調子が良くないの。

[けんた]:
俺の名前は“ひろの けんた”。
正義の味方のウイングマンさ!
みくちゃんやあおいさんと一緒に事件を解決しなくちゃ!頑張ろうぜ!

[あおい]:
次はみくちゃんの番でーす。みくちゃんはケン坊のガールフレンドなのよねー。

[みく]:
みなさんこんにちは、わたし“おがわ みく”です。
もーあおいさんったら、あんまり冷やかさないでよー。
わたし、人のことからかうのってあんまり良くないと思うの。

[ももこ]:
キャイン。わたし“もりもと ももこ”でーす。
リーダーとみくちゃんの仲がいいのでちょっぴり寂しいけど
ももこ、ガッツで頑張っちゃいまーす。
みんな、応援してね。

[ふざわ]:
ジャーン“ふざわ くみこ”でーす。
私はいま新聞部の取材で忙しいの。
ねぇねぇ、どこかにみんながあっというスクープが無いかしら・・・

[ヴィム]:
はじめまして、わたし“ヴィム”と言います。
この前この学校に転校してきたばっかりなの。
わたし水泳が大好きなんだけど
前の学校にはプールが無かったの。
でもこの学校にはおっきなプールがあるんでご機嫌なの。よろしくね。

[まつおか]:
クォラァー!
まったく、ひろのくんったらちょっと目を離すと
何をするかわかったもんじゃないんだからぁ。
あっ、申し遅れましたがわたし“まつおか けいこ”です。
ねぇところでさぁ北村先生ってカッコいいと思いません?
わたし、あんな人と結婚したいわぁ。

[きたむら]:
ハックション!!
だれか俺の噂をしているな。
わたし“きたむら のぶゆき”です。
北倉先生が辞められて、そのかわりにこの学校に来ました。
えっ、私がキータクラーだって?
冗談はほどほどにして欲しいなぁ。
だってキータクラーっていうやつは、ウイングマンとかに倒されたはずだろ?

[ふくもと]:
ウッス。おれ、“ふくもと のりお”。
俺さぁ、最近腹が減ってしょうがないんだ。
頼むから何か食いもん持ってきてくれー。

[りろ]:
はじめまして、わたし“おうせ りろ”です。
今回は大好きなあおいお姉様と一緒でとっても嬉しいですワ。
でもね、福本さんみたいにブサイクな方と一緒に出さないで欲しかったですワ。
みなさんよろしく。

[わたなべ]:
うっ、なんだかんだ言ってみんなから仲間外れにされてしまった。
なんで私だけ一人なんだー!!
セイギマンのひとり'わたなべ ひろき'でした。

 


ウイングガールズ
“ウイングガールズ”とは、ドリムノートの力を借り、
ウイングマンを助け悪者を倒す女の子達である。


WING MAN 2 キータクラーの復活

プロローグ


ねぇねぇケン坊聞いてよ!
いまポドリムスにいる私のお父さんから連絡があったの。
ポドリムスからこの3次元に送られてきたやつがいるんだって。
ねぇケン坊、そいつはきっとリメルが私達を殺すために送ってきた
殺し屋に違いないわ!

ねぅケン坊どうしよう?


ねぇあおいさん、わたし思うんだけど‥‥
その殺し屋はきっと3次元人に変装していると思うの。
だからこっちから先にそいつを探してやっつけちゃえばいいんじゃないかしら?
よーしそうと決まれば……

 


場所移動は、サムネイル画像から選択する。
時代を先取りしたインターフェイスだ。

 


[あおい]:あら、保健室にはみくちゃんがいるのね。
[みく]:あのね、わたし実は保健委員だったのよ。
[あおい]:うわぁーいろんな薬がいっぱい入ってるわね。
[みく]:ねぇひろの君、ケガを治すにはあそこの薬がとってもよく効くのよ。
(棚から薬を入手)

 


[くみこ]:あら ひろの君、こんなところに何しに来たの?
[あおい]:ねぇケン坊、ふざわさんこそこんなところで何してるのかしらね。
>かわいい
[くみこ]:キャーひろの君にそんなこと言われると照れちゃうなぁー。
そうだ、さっきひろの君の時計を拾ってくれた人がいたの。
はい!たしかに渡したわよ!!
(時計を入手)
>みる シャワー
[あおい]:ただのシャワーよ、別に変わったところなんて無いみたいね!
[みく]:ちょっと待ってあおいさん、こんなところに500円があるわよ!
ハイッ!ひろの君とっておくわよ
(500円を入手)

 


[ももこ]:あら、リーダーも食券を買いに来たんですか?
[あおい]:ねえケン坊、そう言えばなんだかお腹がすいたね。
(食券を購入)
[あおい]:はいケン坊、おつりは100円よ。
[みく]:ねぇひろの君、その100円でジュースを飲まない?
[あおい]:はい、ケン坊 パイナップルジュースよ
[みく]:わぁ冷たくておいしそう

 


[あおい]:あらっ、視聴覚室にはりろちゃんがいるのね。
[りろ]:ああ、あおいお姉様 来てくださったのね。
[あおい]:あー こんなところにビデオのテープがあるわ
[みく]:へー そのテープに何が入ってるのかしら?
[あおい]:はいっ!ケン坊とったわよ!!
(ビデオテープ入手)
>わたす ジュース
[りろ]:うわぁ、嬉しいですわ、ウイングマンさんどうもありがとうございます
あっ そう言えばさっきこのバッチを拾ったんですけど
ウイングマンさんのじゃありませんか?

[あおい]:あっ これは、ももこちゃんの変身バッチだわ
[みく]:ねぇひろの君、早くこのバッチをももこちゃんに返してあげた方がいいと思うの
(バッジ入手)

 


[あおい]:あら、音楽室には北村先生がいるのね。
[きたむら]:おい ひろの、あんまり悪ふざけばっかりしてたらダメだぞ。
>はなす かっこいい
[きたむら]:うーん、君はとても嬉しい事を言ってくれるね。
よし、それじゃあ君にこの指輪をあげよう。
[あおい]:ねぇケン坊、この指輪ひょっとして盗聴器じゃないかしら?
(指輪入手)
>みる ふめんだい
[あおい]:ねぇケン坊、ただの譜面台だよ!あれっ!楽譜が乗ってるわ
あっ これはウイングマンの主題歌よ!
[みく]:わぁ凄いのね!
[きたむら]:よし!この楽譜はひろのにあげよう。
いいか、この曲は君がピンチになったときに聞くんだ。力が出るぞ!
[あおい]:そうね。ヒーローに主題歌は付きものだし、
こんどケン坊がピンチになったとき弾いてあげるわ。
(楽譜入手)
>みる こくばん
[あおい]:あれっ?なにか書いてあるわよ!
[みく]:‘やつらの目的はク・・・'までしか読めないわ。何のことかしら?

 


[あおい]:ねぇケン坊、体育館に何のよう?
>みる かべ
あれぇー、何か落書きが書いてあるわよ!
[みく]:えーと、‘自分のまわりの人に気をつけろ'だって。何のことかしら???
>あける と
[あおい]:あれ?ケン坊開かないわよ!
[みく]:あらっ あおいさん、この戸にはカギが掛かっているみたいよ

 


[まつおか]:あら、ひろの君じゃない。こんなところに何かよう?
[あおい]:へぇー宿直室には松岡先生がいるんだ。
>はなす かぎ
[まつおか]:んっ?カギ?そう言えばたしかここに……
ちょっと忘れちゃってどこにあるかわからないから
後で探しといてあげるわね。

 


[あおい]:ねぇ、ねぇ、ケン坊、渡辺君に何のようなの?
[ひろき]:そうだい、わたしになんの用だい?
>なぐる わたなべ
[ひろき]:ふっふっふぇーん痛いよー。あとで先生にいいつけてやるー
[あおい]:ねぇケン坊、やっぱりこの人おかしいわよ!

 


[あおい]:ねぇケン坊、松岡先生、体育館のカギを探しておいてくれたかしら?
[みく]:ねぇひろの君、もう一度松岡先生に聞いてみたら?
[まつおか]:はい、どうぞ。あ、ひろの君そのカギはあとでちゃんと返してよ。
(カギ入手)

 


[あおい]:ああ、私なんだか喉が乾いちゃったわ。
あ、ももこちゃんのジュース美味しそう。
>わたす バッチ
[ももこ]:わぁーリーダー、どうもありがとうございます。
私このバッチを失くしちゃってリーダーにどう謝ろうか迷ってたんです。
本当にどうもありがとうございました。

 




[あおい]:あら、プールにいるのは誰かしら。わたし知らないんだけど…
[みく]:あらあおいさん、あれはこの前転校してきたヴィムよ。
彼女、水泳が得意なんだって。

 


[あおい]:あら、ふくもと君、何を食べてるのかしら。
[みく]:とってもおいしそうね!わたしお腹がすいてきちゃった。
>みる いす
[あおい]:どこの学校でもあるスチールのイスよ!
[みく]:あー ちょっと待って、こんなところにハリガネがくっついているわ。
(ハリガネ入手)
>わたす しょっけん
[ふくもと]:おー ひろの、お前って気が利くじゃん!俺まだ腹が減って困ってたんだ。
お礼にこのライターをあげるよ!
(ライター入手)

 


[あおい]:へー学校にこんなところがあったんだ知らなかったなぁー
[みく]:視聴覚室には難しそうな機械がいっぱいあるのね。
>つかう ビデオ


[あおい]:あー なに このビデオテープは…
[くみこ]:なっ なにー これー
[みく]:ひ・ひろのくん!!
>とる ふく


[くみこ]:ちょっと ひろの君やめてよ…
[あおい]:あー ふざわさんの胸に変なアザがあるわ、なんのアザかしら?

 


[あおい]:あれっ、今度はりろちゃんが音楽室にいるわ。
[みく]:りろちゃん、音楽室で何をしているのかしら?

 


[あおい]:あら、松岡先生いないのね。
[みく]:もー おあいさんったら松岡先生がいないからって
お茶なんか飲んでくつろいじゃってー

>とる はな
(はな入手)
[あおい]:あーケン坊ったら花を取っちゃった
[みく]:ねー ひろの君、一本だけにしておいた方がいいと思うの
[あおい]:ちょっと待ってケン坊、襖の向こうにお酒が置いてあるわよ。
[みく]:ねえ、あおいさん、一本もらっていっちゃいましょ。
[あおい]:一本もらったわよ
(お酒入手)

 


[ももこ]:こんにちはリーダー、一緒にテニスでもしませんか?
[あおい]:ももこちゃん、ケン坊はテニスが出来ないのよー
>わたす はな
[ももこ]:キャイーン!リーダー、この花を私にくれるんですか!!うれしい!
[ももこ]:そうだ、お礼にこのお守りをリーダーに差し上げます。
これは、私がおばあちゃんから貰ったものなんですよ!
>とる ふく


[ももこ]:キャー、リーダーのエッチ。
[あおい]:あっ、モモコちゃんの胸に変なアザがついてるわよ!どうしたのかしら?

 


[みく]:ひろの君、ここは新体操部の専用体育館よ。
[あおい]:わぁ、とっても広いのね。
>あける カギ
>あける と
[みく]:はい。ひろの君、カギが開いたわよ。
[あおい]:あれっケン坊大きな鏡があるわよ!
[みく]:ねぇひろの君、この鏡は新体操部で使っているのよ
[あおい]:あっ、あっ、ケン坊!みくちゃんの姿が…
>とる ふく
[みく]:ひろの君…‥なにするのよ!!!


[あおい]:キャー!けんぼう、みくちゃんが…
[けんた]:みっ、みくちゃん どうしたんだ!
[みく]:ふふふ、ひろのけんた!ここで死んでもらうぞ!


[あおい]:あーケン坊 見て、あいつはリメルの部下のザシーバよ!
きっと みくちゃんの体に乗り移っていたのよ!
[ザシーバ]:ふっふっふっ、あおい、ウイングマン、命は貰った!
[あおい]:ケン坊、早くチェイングして!


テンキーで空中を自在に移動。
ファンクションキー1~4に攻撃技が登録されている。
相手が動けなくなったら、ファンクションキー5で
「デルタエンド」という必殺技を使ってフィニッシュ。

 


[ザシーバ]:ギャー
[あおい]:やったーケン坊
へーんだ、ウイングマンがあんたなんかに負けるわけないじゃない。
正義は必ず勝つのよ!

[ザシーバ]:くっ くっそー
[あおい]:あらケン坊、ももこちゃんとふざわさんだわ。
きっと、いま作ったポドリアルスペースでケン坊の戦いに気がついたんだわ。


[ももこ]:リーダー、あおいさん、なにかあったんですか?
[くみこ]:もう ひろの君ったら私達をのけものにしておいて敵と戦うなんてずるいわよ!
[あおい]:けっケン坊、なによそ見してるのよ!ザシーバが……
あっ、ももこちゃん危ない、早く逃げてー
[ももこ]:きゃー いやー


[ももこ]:くっ、苦しいー リーダー助けて…
[あおい]:なにやってるのよ、ケン坊のドジ!スカポンタン!パータレ!
早くももこちゃんを助けてよ!


[あおい]:キャー、ももこちゃんがー
[ももこ]:リ、リーダー……
[くみこ]:キャー ももこちゃん死んじゃいやー!
[あおい]:でも一体誰がももこちゃんとザシーバを…


[あおい]:あ、ケン坊あいつだわ。あいつがももこちゃんを撃ったのよ!
あんた よくも ももこちゃんを撃ったわね!あんた一体誰なのよ!
[???]:そんなことはどうでもいい。それに言っておくが、その女の子は偽者だ。
[あおい]:ももこちゃんが偽者ってどういうことよ…
あれ?くみこちゃんがいないわ。どこに行ったのかしら。
それにしてもあいつ…どことなくキータクラーに似ている‥。
ねぇケン坊、キータクラーはまだ生きているんじゃあ‥


[あおい]:そうだ!思い出したわ!ねぇケン坊、落ち着いてきいてね。
私が3次元に来るちょっと前なんだけど、
私のお父さんがクローン人間を作る技術を開発したのよ。

それで、そのクローン人間には体にアザが出るの。
ひょっとしてももこちゃんはクローンだったのかも…。
でも、お父さんはいまリメルに捕まっているはずだし、もしかして…


[あおい]:ケン坊、みくちゃんが倒れているわよ。なんとかしなくちゃ。


[あおい]:あら、みくちゃんが‥‥やったー、ケン坊 みくちゃんが気がついたわよ!
[みく]:ねぇあおいさん、わたし今までどうしてたの?
[あおい]:実はね、みくちゃん‥‥かくかくしかじか…と、いうわけなのよ。
[みく]:ねぇ ひろの君、あおいさん、
それじゃあ早くポドリムスへ行ってみんなを助けなきゃ。

 


[あおい]:さあ、ポドリムスへ!

 


[あおい]:ケン坊、ここにいるのは私のお父さんの弟子のDr.フィッケンよ
>みる いし
[あおい]:ケン坊、この石をどうにかして取れないかしら?
[みく]:ひろの君、石の隙間に鍵穴があるわよ
[あおい]:あー この針金、形が変わっていくー
[みく]:あら、この針金、カギみたいな形になったわ
この針金は凄いのね。
[あおい]:あら、ケン坊こんなところに部屋があるわよ
[みく]:ひろの君、移動してみましょう。

 


[あおい]:ケン坊、真っ暗で何がなんだかよくわからないわよ!
[みく]:ひろの君、怖い!
>つける ライター


[みく]:ねぇ ひろの君こんどは何をするの?
[フィッケン]:こっこれは、…なんという事だ。
リメルの作ったクローン人間は
牢屋に捕まっている囚人を助ければ消滅すると書いてあるぞ。

そして囚人を助ける方法は……
[あおい]:あっ、ああ……
[みく]:なんなの、この光は?
[フィッケン]:おーい、ポドリムスの牢が全部開いたぞー。
これでリメルの力の源が無くなったわけだ。
ういんぐまん、今がリメルを倒すチャンスだ!

 


[あおい]:ケン坊、リメルよ。早くやっつけて
[みく]:でもあおいさん、ももこちゃん達が捕まっているのよ。

 


[あおい]:やったーケン坊、とうとうリメルをやっつけたわね
[みく]:おめでとう ひろの君。
[くみこ]:ひろの君かっこいい!よっ!色男!
[ももこ]:さすがリーダー、これでポドリムスの悪者はみーんな片付けちゃったわね

 


[キータクラー]:フッフッフッ…ハッハッハッ!
久しぶりだな!あおい、そしてウイングマン

[あおい]:キッキータクラー?たっ確かキータクラーは、この前死んだはずよ!
[キータクラー]:ふふふ、このまえ死んだのは俺のクローンさ!
かなり前からリメルの計画に気づいていた俺は自分を死んだと思い込ませ、
3次元人の北村に化けた。
そしてリメルの計画の一部をお前達に教え、
リメルとウイングマンを戦わせるように仕向けたのさ。

お前はまんまと俺の計画通り、リメルと戦い、勝ったわけだ。
これで俺がお前を倒せばポドリスムと3次元は俺のものになったも同然。
さぁウイングマン、チェイングしろ、俺とおまえの最後の戦いだ!


ここで2度目のバトル。
敵キャラのドット絵がザシーバの使いまわしなのは残念。

[あおい]:やったーケン坊、とうとうキータクラーもやっつけたのね
[みく]:これで本当に平和が来るのね。


[あおい]:ねぇケン坊、落ち着いて聞いてね。
ポドリムスも3次元もケン坊のおかげで平和になったけどね。
こうしてポドリムスと3次元が繋がってるっていうのは良くないと思うの。
[みく]:そ、それじゃあ、あおいさんはポドリムスに帰っちゃうの?
わたし、あおいさんの事、本当のお姉さんみたいに思ってたのに…
[あおい]:ねぇ みくちゃん泣かないで。
だってみくちゃんにはケン坊がいるじゃない。
それに私はみくちゃんやケン坊の事を忘れたりしないわ!でも…
[みく]:あっあおいさん まさか…まさか私達の記憶を…
あおいさんとの思い出も消してしまうの?そんなの嫌よ!

[あおい]:ごめんね みくちゃん、ケン坊…ごめんね‥

 


[けんた]:あれ?なんかどっかで見たことあるようなんだなぁー
[あおい]:なんだよ!なにさっきからあたいの顔をジロジロ見てんだよ!
[けんた]:えっ いやちょっと 知ってる人に似てたもんだから・・


風が一つ、私の心の中を吹き抜けました。
気がつくと私のまわりは
ケン坊の好きなものでいっぱいになっていました。
振り返るとそこにはいつもケン坊の笑顔があったっけ…
だけどケン坊の心にはいつもみくちゃんが‥
でもねケン坊、私だって、私だって……
さよならケン坊‥‥
ちょっぴりドジで、おっちょこちょいで‥
そして…ちょっぴり優しくてかっこいい…
ねぇケン坊、ウイングマンはけして無くなる事はないわ
そうよ、ウイングマンは永遠に生き続けるのよ
正義を守ろうとする人々の心の中に…
…そして…
…わたしの…
…こころのなかに……


MAIN PROGRAM
M.Takeuchi
A.Kanao

GRAPHIC DESIGN
N.Terada

GRAPHIC DIGITIZE
T.Inoue
T.Koshigoe
M.Yasui
N.Terada

REACTION DATA
N.Akiyama

MUSIC
M.Yasui
M.Takeuchi
T.Koshigoe

VOICE PROGRAM
T.Inoue

PROTECT
N.Akiyama

REALTIME
A.Kanao

STORY
A.Kanao

MUSIC CREATE
K.Sugiyama

Special Thanks to
Y.Sone
K.Mochizuki
K.Kanai
S.Kaneko
Y.Takano
M.Ishikawa

 

少年ジャンプの人気漫画「ウイングマン」を題材にした
アドベンチャーゲーム第2弾。
前作同様にコマンド入力で進めるタイプ。
動詞を入力すると「なにを?」と聞かれるので名詞を入力する。
動詞はほとんどファンクションキーに登録されているし、
名詞も画面にあるものがほとんどなので難易度はそれほど高くない。

ビジュアル面ではクオリティが大幅に向上し、
原作絵の再現度が高くなった。

本作が発売された1986年の頃。
「殺人倶楽部」「道化師殺人事件」「カサブランカに愛を」
といったストーリーに凝ったものが現れ始めた中で、
従来の“言葉探し”ゲームで構成されている。
それだけにストーリー的な面白味は皆無で、
突然女子の服を脱がして胸のアザを確認する・・
といったあり得ない展開も良しとしている。
それだけに“言葉探し”で進めるCG集のような印象を受ける。

前作でも実装されていたアクションバトルシーン。
前作ではバトルシーンの勝敗はゲームと関係無かったが、
本作では勝つまで繰り返し挑戦しなければならないようになっている。
画面が広くなり、前作よりは遊びやすいが・・。

本作は作曲家のすぎやまこういちさんが
ゲームミュージックを初めて作曲した作品である。
ゲーム中は無音であるが、
プロローグ、バトル中、エピローグでBGMが流れる。