ファミリーコンピューター、スーパーファミコン、メガドライブ・・
とレトロゲーム機の再商品化は話題を作ってきた。
そして満を持して登場したのが「PCエンジンmini」だ。
PCエンジンは日本電気ホームエレクトロニクスが出していたハードだが、
PCエンジンminiはコナミデジタルエンタテイメントから発売している。
PCエンジンの開発を主導していたのはハドソンであり、
そのハドソンを吸収したのがコナミだからだ。
PCエンジンminiが我が家に届くまでひどく混乱した。
予約したのは去年の7月。Amazonプライムデー限定商品だった。
PCエンジンminiはAmazon専売だったのだ。
(発売を聞きかじって店舗を探しまわってしまった人いそう・・)
それから8ヵ月。
やっと発売日の3月19日がやってきた。
だが、俺様は不安に思っていた。
あれ?これもう前金払ったんだっけ?
だが特にAmazonから何も請求は来てないしなぁ。
予約履歴を見ると「発売日が未定に変更となりました」となっている。
なんだそりゃ?
3月19日当日。やっと請求メールが来た(--;
発売日に配送する気あるのかよ・・。
その日の朝に振り込むが、当然その日も翌日も配送されず。
3月21日の夜に「発送しました」のメールがやっと到着。
翌日の朝に新たに来ていたメールを見ると
「お問い合わせが必要です」
配送先を近所のコンビニに指定していたのだが、
なぜか「調査中」で止まっている・・。
ヤマト運輸の追跡サービスで問い合わせてみると
「調査中で止まっています。詳しくはセンターに直接お問い合わせ下さい。」
センターってどこだよ(^^;
追跡サービスの意味!
届かない原因を追求するのもバカバカしくなってきたので、
配送先を自宅に変更。
3月22日の夜にやっと到着した。難産だった・・。
気を取り直して開封の儀。
箱のデザインは初代PCエンジンのまんまで嬉しい。
当時の箱は発泡スチロールに収納された本体に紙の蓋を被せるような箱だったが、
PCエンジンminiの場合は横から開けるタイプで、内箱はダンボール製だった。
それにしても軽い!
宅急便で受け取ったときに
「ん?軽すぎない?中身ダウンロードカードだけって事無い?」
ってぐらい軽かった。
本体は初代PCエンジンをそのまま一回り小さくした感じ。
紙のように軽い。オモチャっぽい。(オモチャだけど)
Huカードを挿す部分が塞がってるのはちょっいと残念。
ここ塞がってると開発モックみたいだし、
空いてればアクセサリーとしてHuカードminiを
カプセルトイなどで展開する事だって出来たのに。
表面は電源とコントローラを差し込むUSB端子が2つ。
裏面はHDMI出力端子と電源用端子のみというシンプル構成。
ちなみに電源をコンセントから取るには別売りのアダプターが必要となるが、
メガドライブmini同様にパソコンなどのUSB端子から給電可能だ。
付属コントローラは一つ。
二人用ゲームを遊ぶには追加でもう一つ必要だ。
起動すると言語選択画面になる。
それが終わるとそっそく起動。
各タイトル4つまでプレイ状況をセーブでき、
セーブデータがあるかどうかUIで確認できる。
日本発売のゲームが34本収録。
当時のパッケージが並ぶ光景は圧巻だ。
画面下のアイコンでTurboGrafx-16(北米版PCエンジン)に切り替える事ができる。
急に海外仕様のパッケージ画が並ぶの面白いね。
試しにちょっとだけ海外版の「カトちゃんケンちゃん」をプレイ。
初めて見たけどすげー妖しい二人だww
ちなみにゲーム中にスタート&セレクトでセーブやロード、
メニューに戻る操作など行う。
(オリジナルのPCエンジンでこの操作はソフトリセットだった)
設定画面はこちら。
壁紙やフレームなどを変更できる。
スクリーン設定では、ブラウン管っぽい雰囲気にしたり、
PCエンジンGT風の遊びにくい画面で雰囲気を楽しむ事も可能だ(^^;
「ときめきメモリアル」のオープニングを見てみたのだが、
操作フリーになる前に画面が暗くなってしまった(^^;
これは画面焼け防止機能によるもの。
ゲームを本格的に始める前に「壁紙設定」でOFFにしておこう。
(RUNボタンで切り替えられる)
このAmazonプライムデー限定PCエンジンminiには2つの特典が付いていた。
1つはこちら「PC Engine mini Arranged Sound Tracks」というCD。
「『グラディウスII -GOFERの野望- 』Burning Heat - Sota F. Remix -」
「『SNATCHER』 One Night in Neo Kobe City - Sota F. Remix -」
「『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』 鎮魂歌 - Reiwa Arrangement Ver. -」
「『ときめきメモリアル』フィフネルの宇宙服 - スペシャルバージョン -」
というコナミタイトルの4曲がアレンジされて収録。
正直期待していたは「THE 功夫」とか「カトちゃんケンちゃん」とか、
PCエンジンをイメージさせるハドソンタイトルのアレンジ曲だったので残念だった。
曲数も1枚のCDに収録してるわりには少ないし。
もう一つの特典はこちらもサウンドトラックなのだが、
シルアルコードでPCにダウンロードする形。
落としてみたらイースの「FEENA」と「LILIA」の2曲だった。
う~ん、微妙。(^^;
何はともあれ、さっそく本格プレイ!
・・の前に、せっかくだからPCエンジン発売当時の雰囲気を味わいながら進めたい。
「PCエンジンSPECIAL」の創刊号を読んで気分を高めてから遊ぼうと思う。
今日もまた寝不足になりそうだ・・。