パワースポーツ
(ハドソン)
1992年10月10日/スポーツ/6500円
野球、ゴルフ、サッカーと続けてきたパワーシリーズ。
次なるスポーツは何か?
それは・・オリンピックだ!
ちなみに本作が発売された1992年はバルセロナオリンピックの年で、
まだオリンピックの記憶が新しい時期に発売したタイトルである。
ゲームモードは「OLYMPIC」「TRAINING」「CONTINUE」「RECORD」「CONFIG」。
実質、遊べるモードは「OLYMPIC」のみ。
ゲームの参加者は1人から5人まで選べる。
5人で遊べるというのはPCエンジンならではだね。
まずはプレイヤーエディット。
名前、肌の色、ユニフォームの色を決める。
ゲームは1日目から6日目まで3競技ごとに区切られている。
1つ目の競技は「100メートル走」。
スタートの合図とともに2つのボタンを交互に連打する。
たぶんだけどピアノ打ちを体得したものしか勝てない(^^;
2つ目の競技は「走り幅跳び」。
2つのボタンを交互に連打して走り、
ライン手前で方向ボタンを押して角度を決めるとジャンプする。
これは比較的遊びやすい。
3つ目の競技は「水泳自由形」。
2つのボタンを交互に連打で泳ぐ。
酸素メーターが無くなるとスピードが落ちるので、
十字ボタンで息継ぎをしてメーターを回復される。
(息継ぎの間はスピードが落ちる)
コースを1往復するとゴール。
1日目が終了するとスポーツニュースが流れる。
結果が表示され、次回継続できるパスワードも表示。
2日目。
3つ目の競技は「アーチェリー」。
ボタンを2回押す。
画面下にあるメーターの赤い印の箇所と黄色い印の箇所で押すと
中心に当たる。(風も影響する)
これが異様に難しく、一度も的に当てる事が出来なかった。
失格となりゲーム終了。
続けるには2日目からやり直して規定記録を出す必要がある。
何度かプレイして「アーチェリー」で記録を出す事が出来なかったので今回は終了。
なお、6日目まで進むと以下の競技が遊べる。
2日目
アーチェリー、円盤投げ、水泳平泳ぎ
3日目
クレイ射撃、走り高跳び、水泳背泳ぎ
4日目
110メートルハードル、ハンマー投げ、水泳バタフライ
5日目
射撃、三段跳び、カヌー
構成としてはほぼ「ハイパーオリンピック」だが、
競技数が18種類と多いのが特徴。
こういうのは記録を出すのが全てみたいなところがあるので、
失格になってもとりあえず全競技遊ばせて欲しかったよね。
連打が苦手な人向けにオプションでオート連射に設定する事が出来るけど、
オート連射でこのゲームを遊ぶ意味ある?(^_^;
他のオリンピックゲームと比べて本作ならではの特徴も無いので、
忘れられがちなタイトルだと思う。
ましてやハドソンを吸収したのは本家「パイパーオリンピック」を有するコナミ。
本作が再び日の目を見る可能性は低いだろう。