ぺんぎんくんWARS2
(アスキー)
1988年/MSX2/アクション/6800円
「ぺんぎんくんWARS」はアーケード向けに1985年6月14日にリリースされた
UPLのアクションゲームだった。
同じ年の11月にはMSXに、12月にはファミコンに移植された。
俺様が最初にプレイしたのはファミコン版だった。
ゲームはテーブルを挟んでボールを投げ合うオリジナルスポーツみたいなゲームで、
対戦ツールとして瞬間風速的に俺様の周囲で流行った時期があった。
そんな「ぺんぎんくんWARS」の続編がMSX2にのみ存在した。
それが今回プレイした「ぺんぎんくんWARS2」である。
販売と開発は前作のMSX版と同じくアスキーだ。
まず最初にプレイヤーキャラクターを
“ぺんぎんくん”か“ぺんぴー”のどちらかから選択する。
ある日、ぺんぎんくんはぺんぴーのおウチに遊びに行きました。
ところが・・・
まてぇー!
物語は誘拐されたぺんぴーを救出するというもののようだ。
(キャラクターでぺんぴーを選ぶと誘拐されるのがぺんぎんくんになる)
前作は物語展開は皆無だったので、このあたりは続編で強化されたポイントだ。
最初から5つのステージを選択できる。
まずは一番手前から挑戦してみる。
ここは「むしWORLD」らしい。
テーブルの手前がぺんぎんくん。
奥側に対戦相手が立つ。
移動は左右のみ。
転がってきたボールがレーンに落ちるので、
それを拾って相手側に投げ返す。
全てのボールを相手側のレーンに落とすと勝利。
制限時間まで決着がつかない場合、
レーンにボールが多い方が負け。
向かってくるボールがレーンに落ちるときに
ボールが体に当たると気絶する。
ボール同士が当たると方向を変えて斜めに弾かれたりする。
テーブル上に弾の軌道を変えるキャラも登場する。
ただ闇雲にボールを相手側に投げているだけでは
シーソーゲームになってしまう。
そうしているうちに相手のボールが当たって気絶。
気絶すると調子に乗ってボールを重ねて当ててくる・・。
あー、つまり。
同じように相手にボールを当てるように投げて、
気絶させる事に成功したら重ねて当て続ける事が基本的攻略法ってわけだ。
対戦相手が変わると特性が変わるので、
それを考えて応用攻略しないと勝つのは難しい。
むしWORLDの4匹目の相手はムカデ。
複数箇所から一度にボールを投げ返してくる。
どうやって勝つんだろ。(^^;
難易度が高くてクリアは無理そうだ。
何より、やはり本作は人間同士の対戦なら良いけど、
対コンピューター相手に楽しむには大味過ぎる設計だ。
最後に他の4つのWORLDがどんなだったかご紹介して終わろう。
なつかしWORLD
はちゅうるいWORLD
うみWORLD
なんきょくWORLD
クリアできていないのでスタッフロールは未確認。