カース
(マイクロネット)
1989年12月23日/横シューティング/6800円
パソコン向けに極道世界の島争いをSLG化した「極道陣取り」や、
「ロボレス2001」や「麻雀狂時代」などのアーケードゲーム移植を行っていた
マイクロネットという会社のメガドライブ進出第一弾だ。
プロローグのような演出は無く、唐突にゲームが始まる。
方向ボタンで移動、Aボタンでボム、Bボタンでショット。
ショットは押しっぱなしで連射可能。
出現したオプションを取ると自機の周囲に配置される。
Cボタンでオプションの位置を前、下、後、上へと変更できる。
オプションは援護射撃してくれる他、
それ自体を敵に接触させてダメージを与えたり、
敵の弾を打ち消したりもできる。
最大2つまで装備可能。
攻撃を受けるとシールドが消耗。
シールドが無くなるとミス。
残機分その場で復活。
残機が無くなるとゲームオーバー。
(コンティニューは無し)
アイテムカプセルを取ると攻撃が変化。
前方に発射して地形を貫通するワイドビーム(W)。
前方3方向に広がるブイレーザー(V)。
敵に当てるはそこから破片が炸裂するクラッシュ(C)。
という3種。
サブウェポンとして誘導ミサイル(M)も装備可能。
・・と言った感じでそれなりの仕様は組み込まれている感じ。
このゲームは早くからワゴンセールの常連で、
当時の俺様も980円とかで買った記憶がある。
そして、このゲームには解りやすい欠点があった。
この画面を見て欲しい。
この画面中央の木だが、
自機の奥側にあるように見えるが、
実際には障害物で当たると死ぬ。
これらも全てぶつかると一撃で死ぬ。
あまりに理不尽に感じて当時はすぐにプレイを放棄してしまった。
まあでも、改めて今の時代に広い心でプレイしてみると、
ステージビジュアルも頑張っているし、
それなりに爽快感がある。
スクロールがガタガタしていて、
ちょっとの操作で自機が大きく動いてしまい、
激突死する事が多いが、
MSXシューティングに慣れているから、
そこまで致命的な欠点には思えない脳w
ステージ5の最後にパッケージの美女が登場。
美女と思ったら顔がヒビ割れて・・
ギャーーーーッ!!!
(このグロさが最高)
このグロい奴を倒したらエンディングだった。
パッケージ絵はラスボスだったのかー。
PROGRAM
SHI
SHAKA
J KITAYOU
TARA
DESIGN
JIELA
OZA
MUSIC
SHAKA
SPECIAL THANKS
KITAZAWA
TAKANO
全5ステージだと短いように感じるが、
1ステージに2体ボスっぽいのが出てくるステージがあるから、
分割しとけば良かったのにって思った。
BGMもなかなか良い。
ラスボスのデザインは良かったけど、
毎ステージこのクオリティのボスが出てくれると良かったね。
全編において他のシューティングの既視感が強いから本作の印象が薄い。
あと、せめてプロローグとエンディングに何か欲しかったね。