蕎麦には「二八そば」とか「十割そば」とか書かれているものがある。
「二八そば」はつまり、蕎麦粉につなぎ(一般的には小麦粉)を混ぜて作るもので、
その割合がつなぎ２割、蕎麦粉８割だから二八ってわけだ。
一方、「十割そば」は蕎麦粉と水のみで作る蕎麦のこと。
蕎麦粉だけだと本来は繋がらないので、
「十割そば」に仕上げるには職人の技術が必要だ。
なので一般的な蕎麦屋は「二八そば」がポビュラーだと言える。
ところがこのつなぎの割合。
「蕎麦粉が何割入っていなければ蕎麦と言ってはいけない」という決まりは無い。
蕎麦粉よりも小麦粉の方が安いから、
小麦粉ばかりで作った麺を「自称そば」として出している店も多いようだ。
なので逆に店頭に「二八そば」「十割そば」と掲げている店は
蕎麦粉の割合については信用していいかも知れない。
砂場 (西川口)
頼んだメニュー：
とろろそば(大盛り)／900円＋大盛り200円
雰囲気のある店舗。
そば猪口にとろろ、青海苔、うずら卵が入っている。
そこに蕎麦つゆを追加して混ぜる。
あー、冷たいとろろそばって美味いなぁ～。
最後にそば湯を投入して呑むのもオツなもの。
また食べたい。
千曲そば (蕨)
頼んだメニュー：
天ざるそば(大盛り)／1100円＋大盛り100円
住宅地の細い路地の中にひっそりと店舗はあった。
近くに住んでないと存在に気づかなそう。
天ぷらはエビが二本入ってたよ♪
そばは大盛りのわりには少なめだね。
二八そば 砂場 原町バス停前店(川口)
頼んだメニュー：
とろろ定食(そば大盛り)／1100円＋大盛り150円
西川口の「砂場」とは姉妹店だろうか？
西川口で食べた「とろろそば」が美味かったので、
「とろろ定食」を頼んでみた。
ごはん茶碗が大きくて嬉しい。
蕎麦ととろろでツユが別々なのもGood。
定食だからなのか副菜も多くてテンションあがるぜ。
副菜はミニ冷奴、ミニサラダ、温泉卵、漬物。
まずはとろろを半分ごはんにかけて食べる。
次に蕎麦を少し食べたあと、そばツユにとろろを投入。
そして最後はとろろごはんに温泉卵をイン！
とろろの活用形をこれだけ楽しめるのは楽しいぜ～！
あー美味かった♪
大盛りにしてはそばツユが少なく、
最後、そば湯を飲むのに量が足りなかったこと以外は大満足。
(ツユ自体は甘めで好きな味だったよ)
手打ちそば 龍瓶(蕨)
頼んだメニュー：
二色そば(大盛り)、山菜天ぷら盛り合わせ(1人前)／1850円
最初から「田舎そば」と「せいろそば」が両方食べられる
二色そばを食べるつもりでいたが、
春の時期だけしか出ない山菜天ぷらが目に入り、
それの盛り合わせも追加した。
蕎麦はめちゃめちゃ本格派。
風味が鼻に抜けるし、食感も素晴らしい。
食感は「田舎そば」の方がより強い。
あまりに見事なのでツユにつけずに塩だけで食べてもみた。
塩だけでも美味い。
そして山菜天ぷら盛り合わせ。
ふきのとう、たらの芽、こごみ、こしあぶら、山うど、
行者にんにく、よもぎ、田ぜり、海老、いか、かぼちゃ・・
というラインナップ。
まず天ぷら自体が美味い。サクサクで香ばしい。
そして山の方に行かないと食べたことがない山菜の数々。
まさか蕨でこれらが味わえるとは・・。
めちゃめちゃ日本酒呑みたくなったけど、
コロナ禍によって酒類提供禁止中。グスン。
蕎麦を待つ間、揚げそばも出てきたけど、
これをつまみにビールも呑みたかった・・。orz
