ソニックブーム
1987年リリース
東亜プランシューティングを思わせる超オーソドックスな縦シューティング。
セガの縦シューって他にこれといったものが思い浮かばないな。
ショットボタンとボムボタンで進む。
赤いカプセルを取るとサイドに支援機がつく。
支援機は最大4機までつけられる。
支援機が増えるほどショットが強化される。
(ただしいずれも前後にしか弾は飛ばない)
ボムの補充は黄色いカプセルで行うが、
ボム自体も支援機の数によって強化される。
このゲーム最大の難点はこの支援機にある。
この支援機、自機同様に敵に一撃食らうだけで破壊される。
一般的なシューティングは、強化された状態を持続させる事がセオリーな攻略法だが、
本作の場合、それは困難だ。
ただでさえ攻撃が激しく、自機のスピードは敵の弾より遅い。
その上で、横に広がった支援機まで守り続けるのは無理だ。
だが支援機のいない状態でボス戦に突入するのはさらに難しい。
ボス戦の最もラクな倒し方は、ボムでボスの激しい弾を消している間に、
ウィークポイントへ撃ち込みまくる事なのだが、
支援機がいないとそのボムも貧弱だし、撃ち込みまくるショットも弱い。
自機が破壊されると、少し前から再開になるので、ゴリ押しでの破壊も出来ない。
今回なんとかクリアしようとコンティニューしまくって頑張ったが、
最終面の6ステージクリアは出来なかった。
セガが体感ゲームでノリノリだった時代に、
なぜこんなにも地味で、オーソドックスで、
サディスティックな設計のゲームを出したのか不思議である。