わが青春のPCエンジン(96)「スーパー桃太郎電鉄」

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スーパー桃太郎電鉄
(ハドソン)
1989年3月31日/ボードゲーム/5300円

 

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今週は桃太郎電鉄の新作がSwitchで登場したよね~。
それを記念してPCエンジンで「スーパー桃太郎電鉄」をプレイする事にしたよ。
(新作やれよw)
その後、多くのシリーズ作を生み出し、
桃鉄」の名前で親しまれるパーティゲームの2作目が本作。
1作目はファミコンで、2作目がPCエンジンとなった。

 

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俺様が子供の頃、タカラから「日本特急旅行ゲーム」というボードゲームが出ていた。
これボードが日本列島の地図になっていて、そこに鉄道の路線が敷かれている。
目的地までのルートを考えながら他のプレイヤーよりも早く到着するという内容で、
桃太郎電鉄」はこのゲームをヒントに考え出されたものなんだろうなと思った。

 

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このゲームをデザインしたのはさくまあきらさんで、
キャラクターデザインは土居孝幸さん。
ゲームスタート時のチュートリアルで本人達がキャラクターで登場する。

 

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このゲームは2~4人で遊ぶ事になる。
今回は4人対戦とし、3人をコンピューターに担当してもらおう。
プレイ年数も決められる。今回は5年で遊ぼう。

 

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最初に目的地をルーレットで決める。
その目的地に向かってサイコロで出た目だけ進める。
マスには赤と青と黄の種類があり、
赤はお金が減る、青はお金が増える、黄はカードがもらえる。
カードには色々な効果があり、例えば「マルサカード」というのを使うと、
マルサの女が登場する。

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マルサの女に選ばれた会社は総資産の1/4を持っていかれる。

 

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途中駅に止まると、その土地の物件を購入できる。
物件は資産となる他、イベントで増収になったりする。

 

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誰より早く目的地に到着するとガッツリ資金を貰えて、次の目的地が決まる。
前作のファミコン版では目的地は共通では無かったらしい。

 

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そして目的地から最も遠かったプレイヤーに貧乏神がつくようになったのも本作から。
貧乏神は資産を勝手に売ったりする。

月ごとにイラストが表示されるのも印象的だ。

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そんなこんなで5年が過ぎ去り、いよいよ結果はっぴょ~。

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わーいぶっちぎりだぜ~。

 

パーティゲームとしてシンプルだし、
コンパクトにまとまっているのでブレイクするのも納得のパッケージだ。
ただ俺様は桃鉄にハマった事は無い。
なぜかというと、このゲームは一人で遊んでも楽しくないからだ。
一人で遊ぶ人の目的意識を考慮していないと言える。
5300円だして買ったのに、まず一緒に遊ぶヤツを集めなければならず。
集まったとて、こっちはまだ遊び切れてないのに
「もうこれは満足したから別のゲームやろうぜ」とか言われる。
5300円だしたのは俺様なのに!
幼少の頃、俺様はボードゲームが大好きだった。
だが自分が遊びたいときに遊べない事が苦痛だった。
そんなときに登場したのがテレビゲームであり、
電子ゲームであり、パソコンゲームだった。
これからは一緒に遊ぶやつを集めなくても遊べる時代なんだと天に感謝した。
だからその時代の苦痛を再び味わうソフトに違和感を覚えていた。
「みんなでワイワイ遊んで楽しいゲーム」を作るのはそれでいい。
でも「それと同じぐらい楽しめる1人プレイモード」もセットで売れよと。

だから俺様は「桃太郎電鉄」はいまだに
パリピ向けタイトルだと思っている。(^^;